2006年05月01日
ゼミで学生を褒める
今日は久しぶりにゼミで学生の発表を褒めました。いつもはけちょんけちょんに言ってますが。
今日発表した学生は、卒論で扱ったデータを卒論の時とは異なる方法で分析し、前回と同様の結果を出していました。前の方法は若干主観的な方法だったので、異なる方法で似た結果を出したことで結果の裏付けができたことになります。
俺がよく学生に指摘することに、「研究と勉強は違う」というものがあります。いろいろ文献や論文を読むのはいいですが、いくらそれをやっても研究そのものは進まないのです。
今日発表した学生は、論文のレビューとかではなく、きちんと自分で採ったデータを自分で分析した内容を発表していたという点で非常に高評価でした。というか久しぶりにまともな研究のレジュメを見た。
しかしただ褒めただけでは終わらないのが俺の指導。優れた研究には学会発表というご褒美が待っています。もちろんメイン指導教員としてボスがいますから話は通さないといけませんが、秋の学会でやってもらおうかなー♪
[研究室・ゼミ] 投稿者 Naru : 2006年05月01日 19:15
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