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2006年05月12日

富山出張で東海北陸自動車道を完走する

富山に学会のイベントで出張してきました。学生を連れて行ったので、交通費低減のために自動車です。東海北陸自動車道で列島横断です。一部不通区間はR156を使いました。
このルートはひるがの高原や白川郷、荘川沿いのダムなど、非常に俺好みのドライブルートでした。

名古屋からR22で北西に向かい、一宮ICから高速に乗ります。一宮JCTから東海北陸道に入り、ひるがの高原SAで休憩を取りました。距離的、時間的にここが中間地点くらいです。
標高874mってのがすごい
ひるがの高原は長良川の源流が近く、太平洋に注ぐ長良川流域と日本海に注ぐ庄川水系の大分水嶺です。一般道の公園には分水嶺公園があるとか。地理的ロマンを感じますな。いずれ行ってみたい。
中央の施設が分水嶺公園だろうか

庄川ICで東海北陸道を降り、庄川沿いにR156を北上します。太平洋側育ちの俺には川が北に向かって流れているがとても新鮮。
渋滞を心配しましたが、観光シーズンでもない平日だったおかげか実にスムーズに流れていました。途中若干道が狭いところもあり、大型車同士のすれ違いは困難でしたが、俺は隘路走行得意なので何ら問題ありません。

御母衣湖にさしかかり、御母衣ダムを鑑賞してみましたが、ロックフィルダムであるためか今ひとつダムダム感に欠ける佇まいでした。
御母衣ダム

しかしさらに下流にあった鳩谷ダムは重力式の立派なダム。しかもほぼ全開で放水中という非常にレアなシーンであり、緑に囲まれた見事な佇まいを堪能することができました。
放水中だったのが非常にレアな鳩谷ダム

途中に見える山並みはまだ雪を被っていました。
運転中に同行の学生が撮影

白川郷ICから再び東海北陸道に乗ります。やがて行く手に平野が広がってきました。いよいよ日本海側であります。
城端SAを過ぎた当たりで学生撮影

ところで白川郷周辺では、R156は集落を迂回しています。行きはともかく帰りは時間がありますので、せっかく通るんだから合掌集落も覗いて行くことにしました。幸い暗くなる前には再び白川郷にたどり着きました。
表通り沿いですから大したものはありません。土産物店で何か物色したいところでしたが、車を停めづらい道路である上に駐車場には500円(単位時間不明)とか書いてあるので断念。世界遺産に指定されていろいろ維持費がかかるのはわかるんですが、ちょっとボッてはいまいか。
というわけで残念ですが通過するだけに留めました。一応看板代わりの碑を写真に納めて。
後ろは東海北陸道の未開通部分かな?

白川郷はちゃんと予習をした上でまた訪れたい場所です。ただR156はとにかく道が狭いので、観光シーズンは大変なことになりそう。迂回路ないし。うまく隙を見て来ないとな。
またR156沿いには温泉や資料館などの施設もいろいろあったので、普通に旅行や合宿で来るのにもいいところです。関東から友達を呼ぶにはちょっと遠いか。ゼミ合宿でもやりたいな。

総じて走りやすいルートであり、緑が綺麗な季節であったこともあって非常に快適なドライブでした。片道4時間ほど運転しましたが、割とあっという間でした。ぜひまた出かけたいルートです。
今度行くときは、ひるがの高原にある分水嶺公園と、かつて人口重心があった美並(現郡上市)のまん真ん中センター、その後の国勢調査で人口重心が移ったとされる武儀(現関市)の山奥にある人口重心モニュメントを訪ねてみたいな。

[ドライブ戦記] 投稿者 Naru : 2006年05月12日 23:12

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