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2004年12月06日
院生の指導を厳しくする
先週から卒論、修論のゼミが週2回から週1回になりました。論文の期日が迫る
4年生と院2年生は発表なしにして論文執筆に専念させるためです。
残る院1年生については「自分の研究テーマの周辺分野に関する発表」を課す
ことになりました。それはいいのですが、本来の自分の研究に関して特に言及
しなくていいという方針については疑問です。
現在のうちの研究室の方針は、院1年生の段階では自分のポテンシャルというか
研究だけでない総合的な知識、実力を養うこととされています。それが悪いこと
だとは俺も思いませんが、だからといって研究テーマを定めない、研究を進め
ないということにはならないはずです。
今日のゼミの修了後に俺はこの点を問題としました。俺の主張は、
・院2年生になった時点(修士課程2年間の中間時点です)での研究進捗率は
50%以上を目標とすべき(俺が学生の時は70%であれと指導されました)
・院2年の4月から本腰を入れるようでは、研究にかける期間が実質1年間しか
なく卒論と変わらない
・同様に、5月、9月、10月にある学会の研究発表会での発表が困難
といったところです。
こういう書き方をすると内部告発とまでは行かないまでもちょっと穏やかでない
雰囲気が漂いますが、一応俺にも理はあるのです。それは、俺が就任する時に
今のボスから「厳しくやってほしい」と言われているのです。
俺は(今よりは)厳しめに指導されて学生時代を過ごし、教員となりましたからね。
遠慮なくビシビシとやりますぞ。
[研究室・ゼミ] 投稿者 Naru : 2004年12月06日 19:51
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