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2007年07月30日

またもミニ四駆実験を指導

今日もまた1年生の体験ゼミでミニ四駆の実験をやりました。
前回に続いてほとんどコースアウトもなく、実験は順調に進行しました。

気になる電池とモータの結果はこんな感じです。

A班:電池は乾電池、モータはレブチューンが速い
B班:電池はほとんど差がない、モータはトルクチューンが速い
C班:電池は乾電池、モータはトルクチューンがそれぞれわずかに速い

一貫性ないし。(笑)
まぁ電池に関しては乾電池が速いと結論づけていいでしょうな。恐らく、単純に
電圧が高い分パワーが出るのでしょう。
レブチューンではプラズマダッシュほどモータの負荷が大きくなく、充電池の
優位性である電流容量が効いてこなかったと推察されます。

モータは?これはもう分かりません。好きなようにしてくれ。(笑)
電池との交互作用もないようでした。

他の要因として、フロントスライドダンパーの有無が結構効いてました。つーか
これが一番効いていたかも。単純なコースだったせいか、ダンパーなしの方が
速いという結果になりました。ダンパーはコーナーをスムーズに曲がるための
部品なんですが、ある方がかえって抵抗を受けているのか。あるいは重くなる
デメリットの方が大きいのか。
面白いのはモータとの交互作用がちょっとあって、ダンパーなしの時はモータに
よる違いもないんですがダンパーありの時はレブチューンがてきめんに遅くなり
ます。どういうことなんだろう。やっぱりダンパーありだと負荷がかかって、回転
数は落ちるがトルクに勝るトルクチューンが優位になるのかな。

一つ言えるのは、各班とも実験自体は失敗していないと言うこと。各班の中
では実験誤差も小さく、良くできています。
しかし班を因子と考えると、班の主効果やモータとの交互作用が優位になって
しまいます。実験の場がうまく管理されていないのでしょうな。
・・・新品使ってるんだけどなぁ。

まぁ取りあえずこんな感じでした。

[演習・学生指導] 投稿者 Naru : 2007年07月30日 18:15

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