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2008年04月29日

南信濃山奥ドライブ

昼食の後、ご両親にお礼を申し上げて俺とS子さんは山荘を辞しました。
まっすぐに名古屋に帰るのも芸がないのでどこか寄り道をすることに。
そこで考えたのが、R361の権兵衛トンネルを抜けて伊那へ向かい、さらに
東進して高遠へ出て、そこからR152を南下して分杭峠を越えて大鹿村へ、
そして小渋川沿いに西進して松川ICから中央道に乗って帰るというルート
です。R152沿いや大鹿村は俺の大好きなコース。S子さんにもお目に掛け
ようとの目的もありました。

R361の中央アルプスを越える区間は伊那木曽連絡道路と呼ばれ、中央
本線や中山道の通る木曽谷と中央自動車道や飯田線の通る伊那谷とを
結ぶ大変重要な道路です。自動車が通年走行可能な道路の建設はこの
地域にとっては悲願であったとか。
比較的新しい道路であるため非常に走りやすいいい道路でした。眺望も
最高です。運転だったため写真を撮れなかったのが残念。

伊那市街を通過して高遠へ。このあたりはかつてはいびじー氏の飯田線
サイクリング
の時にも通りましたが、通過しただけで立ち寄ったことはあり
ません。今回初めて「天下第一の桜」として有名な高遠城址公園に立ち
寄ってみました。

文化財 高遠閣

残念ながら桜の季節は過ぎていましたが、庭園は落ち着いた雰囲気に
満ちていました。また機会を見て桜の季節に来てみたいものですが、そう
いう時期は人でいっぱいなんだろうなぁ。

桜雲橋

高遠城址公園を出てからはR152を南下。美和ダムの横を通り過ぎます。
美和ダムは以前立ち寄ったことがありますが、改めて見てみると普通の
集落にすぐ隣接してごついダムがあってなかなかの佇まいですな。
さらに道の駅「南アルプスむら長谷」を通過して分杭峠へと向かいました。

分杭峠の碑

R152おにぎり

分杭峠はパワースポットとして一部では超有名です。R152は日本最大の
断層である中央構造線に沿っていますが、ちょうどこの分杭峠で断層を
挟む両地帯のエネルギーが噴き出していると言われています。
中央構造線沿いなのは間違いないのですが、気が噴き出すとかゼロ磁場
とかって話はマイナスイオンと同様に眉唾物ですな。
ただしそういうところは爽快感を覚える場所であることは間違いないので、
山奥好きの俺としては格好の立ち寄りスポットになるのです。
それに中央構造線沿いには諏訪神社、鳳来寺山や伊勢神宮、高野山など
霊場が多いのも確かです。やっぱり何かはあるんでしょうかね。

そんな分杭峠の気場では今日も大勢の方々が斜面に座り込んで気を浴び
てました。ちょっと洒落にならない光景です。

峠からの眺望はなかなかです。

峠から高遠方面を望む

5年前に来た時には工事をしていて眺めはイマイチでしたが、その工事の
成果か広い駐車場と気場までの立派な通路が出来ていました。
まだまだパワースポットとして人気なのね。(苦笑)

峠を越えてからは大鹿村へ向かって下ります。R152の分杭峠周辺は大鹿
村方面の方が直線的で走りやすいですね。でも道幅は狭いかな。
北川路頭を通り過ぎて一気に村落中心部まで下ると今度は小渋峡沿いに
西へ向かいます。
そして俺のフェイバリットダムの1つ、小渋ダムを見物しました。

管理事務所の建物が前と変わってる

小渋ダムはアーチ型のダムなので非常にお気に入りです。
ここも5年前に来ていますが、建物が変わっていたり水位が低かったりと
ちょっと印象が変わっていますね。

この後は松川ICから中央道に乗って名古屋まで帰りました。このルート、
特にR152分杭峠周辺は非常に山深く、(いちいち引き合いに出して申し
訳ないですが)旅慣れたはいびじー氏ですら一目置いたほどです。
しかし今回同行のS子さんはお家でお持ちの山荘に出かけたりして慣れて
いるようで、山奥であることは全然へっちゃらな様子でした。あまり感動が
なかった点は良くも悪くも拍子抜けでしたが、山奥が平気というのは頼もし
い限りです。どこへ連れ回しても大丈夫ということですからね。(笑)
というか今回のこのルートが大丈夫であれば全国どんな山奥に行っても
大丈夫だという気もします。また機会があったら山奥ツアーやってみたい
です。

[ドライブ戦記] 投稿者 Naru : 2008年04月29日 19:30

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