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2009年12月14日

2009シーズンを総括する

入院やら何やらでだいぶ遅くなりましたが、2009シーズンを総括します。
今年のドラゴンズはやや出足が悪く、一時は借金生活に陥る状況でした。
しかし落合監督の「うち以外にジャイアンツを追いかけるところはいない」発言の
通り、交流戦であっという間に借金を返済するとその後は怒濤の進撃。たちまち
貯金を積み上げてジャイアンツに迫ります。しかし勝負所で直接対決に勝てず、
下位チームにも取りこぼして一気に失速。今年もまたリーグ優勝は逃してしまい、
ジャイアンツに3連覇を許してしまいました。
敗因は何ですかね。戦力的には揃っていたと思うので、勝負弱さみたいなところ
でしょうか。

野手陣は何と言ってもブランコに尽きます。ドラゴンズの新外国人選手で、来日
1年目からこれだけの活躍を見せた選手がかつていたでしょうか。後半は息切れ
した感がありましたが、ホームランと打点の二冠王は立派でした。
また井端が年間通して好調でしたね。井端、荒木の1、2番が機能していたので
打線も活気づいていたと思います。
森野は打点王こそ逃しましたが立派な成績を残しました。不動の3番打者として
君臨してもらいたい。
和田もよく打ってくれました。月間MVP取った頃の爆発力は凄かった。あと俺の
観戦試合でよく打っていた印象があります。
若手では藤井の台頭が嬉しかったな。下から這い上がってレギュラー掴んだの
は2006年の森野以来ではないでしょうか。来年も頑張ってもらいたいです。
後は外野が日替わりでしたね。野本、小池あたりがよく使われていたかな。俺が
毎年ブレークを期待している平田や堂上兄弟、新井は、平田がちょっと出たくらい
で今年もダメでした。

投手陣は、長年エースを務めた川上憲伸が退団しましたが、先発ローテーション
は吉見、チェン、小笠原、川井、朝倉、中田を中心に万全の体制でした。
特に吉見は最多勝、チェンは防御率1位、川井は開幕11連勝と大ブレーク。抑え
の岩瀬も最多セーブを記録しており、タイトル総なめ状態でした。数字だけ見ると
なぜ優勝できていないのか不思議なくらいですが、優勝争いが佳境に入った時に
チェン、川井、吉見で2週連続3連敗食らったのがやっぱ痛かったと思います。
エースとは数字上の成績だけではなく、やはり「ここ一番で勝てる」ということが
大事でしょう。そういう意味で憲伸はやはり偉大だった。
吉見やチェンには来シーズンそういったところを大いに期待するものです。
リリーフでは浅尾が獅子奮迅の活躍。たまには打たれていましたが、チーム方針
として起用されて続けていました。CSでは痛い目見ましたが、これを糧に来年も
頑張ってちょうだい。
あと朝倉が契約更改で揉めてますが、今の朝倉の年俸なら2桁勝利なんてして
当たり前の世界です。それで防御率は悪いしCS前にリタイヤだしでは現状維持
でも何ら不思議はないと思いますな。

最後にマイMVPと逆MVPを。
マイMVPは野手ではブランコ、投手では吉見としておきましょう。吉見は観戦試合
で完封を何度もしてくれたのが大きい。
逆MVPは、野手は該当者なし。「期待外れに終わった選手」はいませんでした。
出場したのに活躍しなかったあの選手もこの選手も、俺としては「特に期待して
いない」ので。
投手は……昌かなぁ。今年は辛うじて1勝したけど、後はひどいもんだった。まだ
できるはずの選手だと思いますが、来年は契約最終年だしさすがに危ないかな。
もう一花咲かせてもらいたいです。

[燃えよドラゴンズ!] 投稿者 Naru : 2009年12月14日 22:27

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