« バンクーバー五輪とサッカー観戦 | メイン | 電源配線を整理する »

2010年02月14日

国母選手の服装問題

これは残念ながら国母選手に非がある。記者会見の模様を見たところ、「反省して
まーす」の前に舌打ちして「(うる)せーな」というのは確認できなかったが、そう取ら
れても仕方ないよううな仕草はありました。

そもそも個人の競技成績が認められての出場であり、日本代表としての出場など
望んでいないのではという同情論もあるようですが、それは論外です。公費(恐らく
税金)から強化費用や移動・滞在費などが出ているのですから、望むと望まざるとに
関わらず「日本代表」の肩書きはついてきますし、である以上日常の振る舞いにも
注意が求められるのは当然のことです。
個人として出場したいなら、公費からの強化費用等は一切受け取らず、完全に私費
だけで全てを賄い、その上でオープン参加するべきでしょう。現行のオリンピック制度
では認められていませんから、イヤなら出るなってことですな。

オリンピックには「参加することに意義がある」という有名な標語がありますが、これ
どうも都合のいいように解釈されている気がします。結果よりも過程、成功よりも努力
こそが大事だというのが元々の精神だったと思うのですが。
過程とか努力には当然「日本代表としての振るまい」も含まれるはずです。練習だけ
してりゃあいいってもんじゃない。だったら公式大会など出ず1人で好きなだけやって
なさいって話。
どうもこの話、朝青龍問題にも通じるような気がしてなりませんな。

[雑感&雑記] 投稿者 Naru : 2010年02月14日 23:36

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://naru.sytes.net/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/2197

コメント

コメント投稿




保存しますか?

(書式を変更するような一部のHTMLタグを使うことができます)