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2010年05月01日

軽井沢から碓氷峠を下る

今朝は7時前に起床しました。富岡市でテニス仲間と11時に落ち合う予定なので、
一般道のR18で移動することにしました。しかもどうせ碓氷峠を越えるなら旧道で。
ここを移動する際にはいつも上信越道なので、一般道の碓氷峠は未経験です。
軽井沢が混むとイヤなので、少し早めの8時過ぎに出発しました。
まずはr9を北上します。天気がいいので浅間山がよく見えました。

行く手に浅間山

馬瀬口交差点でR18を右折。軽井沢方面へ。信濃追分付近が少し渋滞してましたが、
何とかこれを突破。バイパスとの分岐では旧道方面へと進路をとり、中軽井沢駅、軽
井沢駅を通過すると碓氷峠です。ここまではあまり混雑せず順調でしたが、軽井沢駅
を通過したらたちまち他に車はいなくなりました。まだ時間が早いのと、混雑する方向
とは逆進しているのが奏功したのかも。

碓氷峠は「峠」としてはかなり特殊な形状で、普通の峠は登り切ったら後は降りるの
ですが、長野県側(軽井沢側)は峠とほぼ同じくらいの標高です。つまり群馬県側
(横川側)から来ると500m近い標高差を登坂し、登っても降りずに登りっぱなしと
なっています。道路ならそれでいいのですが、あまり勾配を取れない鉄道の場合は
トンネルで通過と言うわけにも行かず、昔から難所となっていました。様々な技術が
投入されて線路を通してありましたが、新幹線開通に伴う並行在来線の3セク化の
煽りを食らい、現在は廃線となっています。

まぁそんなところなので、軽井沢駅前を通過して碓氷峠を越える(ってのも正確な
表現かわかりませんが)といきなり急激な下り坂。しかも150以上のカーブ。さすがの
山道好きな俺もお腹いっぱいというか、自分で運転してて車酔いしそうな行程でした。
廃線跡をチェックしつつ、延々と下って参ります。

桁橋?の鉄道橋

煉瓦造りの鉄道橋

こんな感じで道沿いに廃線跡がゴロゴロと見受けられます。見所満載。
極めつけはこのめがね橋でした。

めがね橋

正式には旧信越本線碓氷第三アーチといい、この区間で廃止になった構造物として
は最大のものなのだとか。長野新幹線開通に伴って廃止になったのではなく、もっと
前の新線開通時に廃止になったようですが、その偉容と往事の技術を偲び、現在は
観光地として解放されています。橋の上まで登り、隣のトンネルを歩けるので我々も
行ってみました。

橋上から新線跡を望む

結構な段数の階段を上ってヘトヘトになりましたが、トンネル内は涼しくて快適でした。

めがね橋を過ぎてしばらく行くとカーブもなくなって走りやすくなります。ここで坂本ダム
に寄り道しました。

坂本ダム

ここは鉄道の難所である碓氷峠にちなんでか、天端が上トラスの鉄道橋を模した形
となっていました。なかなかにくい演出ですね。鉄道好きも楽しめるダムとでもいいま
しょうか。なんかお洒落です。

さらに下ると坂本宿にさしかかりました。難所の手前の宿場ということで栄えたものと
思われます。そして横川駅前のおぎのやドライブインで昼食用の峠の釜飯を購入。
ここを通なら外せない一品ですね。
駅前のおぎのやドライブインで買えるという情報を掴んでいたのですが、交通整理の
お兄ちゃんに逆方向を教えられて難儀してしまいました。
そしてr47を爆走してR254へ出て、富岡IC近くのスーパーへ11時に到着。テニス
仲間たちと合流を果たしたのでした。

[ドライブ戦記] 投稿者 Naru : 2010年05月01日 11:32

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