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2010年06月02日

得点調整に失敗して馬鹿試合

今日のオリックスバファローズ戦、ドラゴンズには1つの思惑がありました。
それは昨日で通算248セーブを記録した岩瀬にセーブを付けさせることです。
今日セーブがつけば通算249S。過去に大魔神こと佐々木と、高津しか達成して
いない通算250Sの大記録に王手をかけてナゴヤドームへ帰ることが出来ます。
つまり、勝つことはもちろん、セーブシチュエーションを満たすことが必要となる、
難しい試合運びが要求されます。

そんなドラゴンズは3回に森野のタイムリーで幸先良く2点を先制。さらに5回には
和田の2ランホームランでさらに2点を追加。4-0とリードします。
4点差ではセーブをつけられないドラゴンズ。6回裏に先発のバルデスが点差を
調整するためか2つもフォアボールを出して浅尾にスイッチしますが、ゲッツーなど
もあって無失点で切り抜けます。
すると8回表に谷繁の3ランホームランが飛び出して7-0と大量リード。これで
岩瀬のセーブは絶望的な展開となりました。

しかしまだ諦めないドラゴンズ。その裏には鈴木が2安打、長峰がフォアボールと
2安打で3点を献上して4点差とします。なおもノーアウト1、2塁。見事な得点調整
を行ったドラゴンズは聡文にスイッチ。ノーアウトだしもう1点くらい取られれば3点
差となってちょうどセーブシチュエーションを満たすな、という計算です。
ところが聡文はフォアボールで満塁としたあとまさかの満塁ホームランを被弾。
これで同点となってしまいました。いくらなんでもやりすぎだドラゴンズ!

試合は終盤。先攻のドラゴンズが1点でも勝ち越せばその裏に岩瀬を投入して
セーブを付けることが出来ますが、ドラゴンズは拙攻を重ねて無得点。
投げては平井が9回裏に「2死満塁ノースリー」という絶体絶命のピンチを三振で
切り抜け、10回裏も抑えて岩瀬にセーブの可能性をつなぎました。

しかしドラゴンズは11回表も得点出来ず、残るピッチャーは岩瀬の他には昨日
先発した川井と1軍での実績の少ない金剛のみ。同点で岩瀬を出してもセーブは
つきませんし、川井はさすがに投げられません。12回の表に得点出来なければ
その時点でセーブの可能性も消えますので、12回の裏はどのみち岩瀬で行く
ことにして11回の裏は金剛に託したドラゴンズ。しかしランナー2塁から敬遠して
塁を埋め、勝負したT-岡田にサヨナラホームランを被弾。岩瀬の249セーブ目が
なくなったばかりか、余計な調整をしたばかりに勝ち試合まで落としてしまったの
でした。

まぁぶっちゃけると、金曜日にナゴヤドームで観戦予定なので今日王手をかけて
もらって目の前で大記録の瞬間を見たかったのですがね。返す返すも残念です。
王手がかかったら、緊急にその次の試合を取っちゃおうかなー。

[燃えよドラゴンズ!] 投稿者 Naru : 2010年06月02日 23:33

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