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2010年07月26日

今日もミニ四駆実験

先月に続いて今日もミニ四駆実験を行いました。
前回は誤差が大きかったり、うまく結果が出ない班が続出してしまいましたので、
今回は部品を吟味。モータに取り付けるギアに不良があったようなので、積極的に
交換して新しい部品を使わせました。このため前回よりはましな結果になりました。
それでも誤差の大きな班が出てしまいましたが。

比較的まともだった班の結果がこれです。

要因効果図

因子Bはモータで、水準1がトルクチューン、水準2がレブチューンです。因子Cは
電池で、水準1がアルカリ乾電池、水準2が充電池(エネループ)です。
この結果だとトルクチューンに乾電池という組み合わせが最速と言うことになって
いますが、因子A(ボディタイプ)に交互作用B×Cが交絡しているような気がします。
よく調べてみると(グラフ右端)、「レブチューンと充電池」という組み合わせが実は
最速で、「レブチューンと乾電池」という組み合わせが非常に遅かったために交互
作用の効果が存在していたことがわかりました。
トルクチューンの場合は電池を選びませんが、レブチューンは負荷が大きいため
充電池にすれば速くなりますが、乾電池では遅くなってしまうという結論です。

いや本当にそれで再現性があるかはわかりませんよ?他の班の結果は異なって
いるわけですし。ただこの班だけ見れば割とまともな解釈ができるという話です。

[演習・学生指導] 投稿者 Naru : 2010年07月26日 18:06

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