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2010年11月04日

日本シリーズ第4戦の死闘をテレビで観戦

S子さんちのパソコントラブルは、セーフモードで起動してもブルースクリーンになる
という重症でした。となるとソフト的にできることはもう思いつかないな。あとはガワを
開けて接触不良のチェックくらいです。
というわけで、手の施しようがないことを義父にお伝えしておきました。合掌。

夕食にはすき焼きをご馳走になり、BSで日本シリーズをテレビ観戦しました。先発は
ドラゴンズが山本昌、マリーンズが唐川と予想通り。
ドラゴンズのDHは昨日ブーちゃんがノーヒットだったためか野本に変更になり、ライト
に英智が入ってました。しかしこの英智がキーマンになるとは……

ドラゴンズは初回からランナーを出して攻撃を仕掛けますが、ゲッツーや牽制死で
悉くチャンスを潰します。昌は立ち上がりはまずまずでしたが3回表についに捕まり、
西岡のタイムリーに井口の2ランを食らって3失点KO。いきなり暗雲が……。

しかし昨日とは違う今日のドラゴンズ。その直後に森野の3ベースに続いて和田の
タイムリー2ベースが飛び出してまず1点。さらにブランコのライトフライでランナーが
3進し、野本の犠牲フライで2点目をゲット。
3回途中から昌に替わって登板のネルソンが4回裏も抑えると、5回表にマリーンズ
ピッチャー小野の珍プレーくさいエラーとデッドボール、さらに守備陣形のミスで労せ
ずしてノーアウト満塁と大チャンス!同点どころか逆転も夢ではありません。
しかし続く井端はセカンドゴロダブルプレーに倒れ、この間に同点にはなりましたが
2アウト3塁とチャンスはだいぶ縮小。次の森野が凡退し、この回は1点で同点とする
に留まりました。何てこった!

その後は互いにランナーは出すもののあと一本が出ない、逆に言えば要所を押さえる
必死の継投。ドラゴンズは6回途中に三瀬、河原とつなぎ、その河原が8回途中まで
投げて浅尾へスイッチ。8回のピンチは浅尾が摘みます。

ドラゴンズの方も8回表には2死1、2塁と絶好のチャンス。俺は「最後の勝機だ」と
考えましたが、ブランコが低めの変化球に手を出して三振。あのボールはいつまで
たっても打てないなぁ。
9回表には1アウトから英智がヒットで出塁。続く谷繁は送りバントでしたが、何だか
手詰まり感のある采配でした。続く大島は凡退。
この辺りでS子さんちを辞し、続きはカーナビで観戦です。

9回裏は1アウト1、2塁とサヨナラの大ピンチでバッター西岡。レフトポール際に大
飛球を放たれ、万事休す!かと思いましたが辛くもファール。ガッツポーズまでした
西岡恥ずかしー!(笑)
結局西岡は三振に打ち取ってこの回も切り抜け、延長戦に入ります。

10回表は2アウトから森野フォアボール、和田ヒットで1、2塁の大チャンス。どこかで
見たシーンですが、続くブランコはどこかで見たような三振。井端とブランコがブレーキ
です。
この辺から帰宅して家でテレビ観戦になってます。

10回裏は清田デッドボールの後で井口のライト前への辺りを英智が後逸!やべー
サヨナラか、と思いましたがランナー2、3塁に留まりました。しかしノーアウト。最も
点の入りやすいシチュエーションです。うおお絶体絶命!
浅尾はサブローを浅い外野フライに打ち取ると、続く今江を敬遠して満塁策を取った
ところで聡文にスイッチ。さらにここでブランコを下げてサード直倫、ファースト森野と
守備固め。代打福浦を迎えました。
聡文は2球連続ボールからカウントツースリーと痺れる場面。もちろん押し出しでも
サヨナラです。あああもうこんなのばっかり!頼むよホントに!
そして聡文の投じた6球目を福浦がかっ飛ばした打球はサード直倫の正面へ!
これを直倫が捕ると同時に3塁を踏んで、一瞬にして3アウト!ピンチを脱します!

うわこれ守備を固めた甲斐がありましたな。恐るべし落ち合い采配。そして直倫も
落ち着いていました。リプレーを見ると、直倫はボールを捕球する前に右足を3塁へ
伸ばしています。ベースの位置をあらかじめ把握していたんですな。
シーズン中も思いましたが直倫のこういうプレーにはセンスを感じます。

またしても大ピンチを逃れたドラゴンズ。マリーンズにしてみれば、チャンスを逃し
続けてイヤな展開のはずです。そう、自分が苦しい時は相手も苦しいんだ!
と何とか自分を鼓舞しつつ観戦を続けた11回表。1アウトから英智ヒット、谷繁が
送りバントでバッター大島とどこかで見たような手詰まり感と場面。
しかし大島はセンターオーバーの打球をかっ飛ばし、英智はガッツポーズで3塁を
回ります。ついにドラゴンズが逆転に成功!すごいぜ!

その裏は聡文が2アウトを取って岩瀬にスイッチ。岩瀬はまた余計なフォアボール
を出したりしつつも最後は西岡を打ち取ってゲームセット。ドラゴンズが4時間40分
を超える死闘を制して2勝2敗のタイに持ち込みました。つ、疲れた……。

何しろ昼間は昼間で早慶戦の死闘を見てますからな。昼は早慶優勝決定戦で、
夜はプロ野球日本シリーズ。野球好きにはたまらないメニューかも知れませんが、
こうも死闘続きでは胃が持ちません。キリキリしますよ。

ドラゴンズにしてみれば、敵地での負けゲームを逆転できたのですからその価値は
計り知れません。逆にマリーンズはホームで勝ちを逃したわけで、一気に流れは
ドラゴンズへ……と行けばいいんですがね。
もし明日勝てば王手をかけてナゴヤドームという願ってもない展開になります。
負けてもホームで連勝すれば問題ありませんし、シーズン中は割とそんな展開が
多くありました。いやー盛り上がって参りましたな!
明日も頑張れドラゴンズ!

[燃えよドラゴンズ!] 投稿者 Naru : 2010年11月04日 00:37

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