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2005年12月22日
学生演習で追加課題を出し、不正レポートの処分をする
先日の方針通り、成績不振の学生に追加の課題を出しました。
提出は任意としました。出さないと不可が決定するわけではなく、出しても
単位認定が保証されるわけではないので、リスクと手間を勘案して自分で
判断するようにと指示。
類似したレポートを出してきた2人に事情聴取。成績良好のS君と、実力は
不足ながら比較的健闘している留学生K君の2人です。
話を聞くと、K君がわからないというのでS君が教えたとのこと。
教えるのはいいけど、まさかレポートのファイルをそのまま渡したのか、と
指摘したらこれが図星。
結局、K君はレポートを写したため、S君はレポートを写させたため、共に
処分(減点)することにしました。俺的にはこれにて一件落着。
むろん当事者はそれどころじゃありません。
S君は「俺もですか?」とびっくりの表情。悪気はないだろうけど、面倒を
見るならしっかり見ねばならんのだよ。自分のレポートを渡して適当に済ま
そうとするからこうなる。写させるのも立派な不正行為。
K君は半泣きの表情。「自分は不可ですか?」と聞いてくるので、これを
理由に不可とすることはなく、減点処分だと回答。減点した結果は当落線上
くらいだと言っておきましたが、実は結構点数には余裕あるんですコイツ。
人に聞くならしっかり教わるべきですな。つーか俺のところに質問に来れば
よかったのに。いつか来た時みたいに。実はあの時のレポートは結構できも
良かったのにもったいない。
[演習・学生指導] 投稿者 Naru : 2005年12月22日 19:42
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