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2008年08月10日

遠山郷ドライブ

今朝は6時半頃起きました。大変涼しかったので、朝風呂に入ることに。昨夜も入った
露天風呂にもう一度行ってきました。温泉宿で朝風呂に入ったのは初めてです。

7時半に朝食を食べ、しばらくダラダラして9時半にチェックアウト。宿の人に道路状況を
聞いたところ、南アルプスエコーラインは通行可能とのことだったので、矢筈トンネルを
経由してしらびそ高原へ行き、その後は予定通りエコーラインで下栗の里まで行って
みることにしました。

県道の松川インター大鹿線で松川まで行き、天竜川沿いに南下。喬木村役場近くの
小川交差点で左折し、再び伊那山地を越えます。小渋川沿いの谷間になっている松川
インター大鹿線と異なり、山地を横断する谷間がないためこのルートは矢筈トンネルで
伊那山地を越えることになります。
鼻血が出そうな山道を延々と走ると行く手に喬木ICが。

喬木IC

伊豆の七滝ループ橋やR361姥神トンネル西部を彷彿とさせる立体構造です。
矢筈トンネルはR474に指定されています。この国道は三遠南信自動車道として計画
されており、中央道の飯田山本ICから西進してこの矢筈トンネルを通り、R152沿いに
南下して引佐のあたりで第二東名に接続する予定なのです。と言っても開通している
部分はごく一部で、飯田山本ICから天竜峡ICまでの飯喬道路、この矢筈トンネルの他、
R152の断絶区間である青崩峠を迂回する兵越林道に接続する草木トンネルくらいです。
(草木トンネルは三遠南信自動車道のルートからは外される可能性があるとか)
このためこの山奥にしては妙に立派な道路として建設されています。通りやすいのは
大変結構ですけどね。つーか便利だから早く完成させてもらいたい。

この矢筈トンネルを抜け、蛇洞林道を大鹿方面に向けて疾走。グングンと高度を上げて
行きます。途中で大鹿方面としらびそ高原方面への分かれ道にさしかかり、大鹿方面
はやはり通行止めとなっていました。ここをしらびそ高原方面へと向かい、さらに延々と
走ってようやく到着しました。しらびそ高原の施設、ハイランドしらびそです。

ハイランドしらびそ看板

ハイランドしらびそ全景

昨夜泊まった赤石荘は標高が1000m程度でしたが、ここは何と1900mを越えて
います。俺のドライブ歴で最高標高記録かも。
日差しは強いのですが吹き渡る風は恐ろしく清涼でした。てか肌寒い?
時刻は11時半。赤石荘から2時間近くもかかっています。やっぱ迂回は遠かったなぁ。
ちょっと早いですがここで昼食とすることにしました。名古屋に着くまでたぶん食事の
機会はないので、山菜そばの他に五平餅にもチャレンジ。ボリューム満点で大満足で
した。

そしてしらびそ高原からの景観。

南アルプスを望む

どうも写真だとこの雄大さが伝わりませんな。パノラマ撮影みたいなのができたらいい
のかなぁ。
また、高原には遠山森林鉄道なるものが展示されていました。

結構オンボロです

勾配に弱いとされる鉄道がこんな山奥にあるというのがビックリです。遠山川沿いに
「山奥」から「超山奥」まで走っていて、森林開発工事と、遭難者救出に貢献していた
とか。ううむ、凄まじいですなぁ。

そして下栗の里へ向かって南アルプスエコーラインを疾走。途中、御池山のあたりで
隕石クレーターを見物。

隕石クレーターの看板

この看板、実は左右が逆さまというか、180度回転させた向きが正しい向きなのです。
おかげでちょっと見づらい。
そしてここからの眺望がこんな感じ。

クレーター?

この尾根がクレーターの外縁と言うことですが……よくわかりませんな。
もうしばらく走ってみるとこんな看板が。

総合案内板

「日本初の自然科学遺産」と書いてありますが、「自然科学遺産」って何だ?そういう
指定か何かあるんでしょうかね。あと左上のイラストが投げやりでちょっと笑いました。
それはそれとしてこのあたりが隕石クレーターなのは確かなようです。ロマンですねぇ。
時間があればクレーターの縁沿いにハイキングでもしてみたいところです。次回以降の
課題ですな。

そんなこんなで下栗の里へ到着。

半場の高原ロッジ下栗

ここは日本のチロルと言われ、「天空の里」とも称されるようですが、何しろもっと標高の
高いしらびそ高原から来たものですからいまいちピンと来ませんでした。
下栗の里はこんな感じで山肌に集落が貼り付いています。

下栗の里

が、こんな感じの眺望を期待していたのでちょっと失望。どこから撮ったんだこの写真。
こういう眺めを期待してたんだけどなぁ。

下栗の里を後にしてR152まで降りると、北上して再び矢筈トンネルへ。今まで走ってきた
のがとんでもない山道だったのに対し、R152は日本屈指の酷道とはいえ曲がりなりにも
国道。しかも最近はかなり走りやすくなっていたためあっという間に矢筈トンネルに到着。
飯田まで戻ってR151に入り、駄科駅近くのコスモで給油しました。運転続きで眠くなって
きたのでついでに缶コーヒーでカフェインを補給。
名古屋への帰りは飯田ICから中央道がセオリーですが、敢えて三遠南信自動車道の
一部である飯喬道路を利用することに。天竜峡ICから飯田山本ICを経由して中央道へ。
この飯喬道路もなかなかいい道路でした。現在は無料開放中ですが、結構便利な道路
なので有料にして早く完成させればいいのになぁ。矢筈トンネルまででも完成してくれる
と大鹿村へ行くのもしらびそ高原へ行くのも便利になるんですが。
ちなみに上村のR152沿いには結構橋脚が立っていました。一応工事は進んでるみたい
ですな。

中央道に入ってからは順調にすっ飛ばし、無事に名古屋へ戻りました。暑い。
野並で小田先生ご夫妻を降ろし、S子さんを送って帰宅しました。

今回は俺の山奥趣味にS子さんはともかく小田先生ご夫妻まで巻き込んでしまって申し
訳なかったな。ちゃんと楽しめていただけただろうか。いや難しいか?(汗)
それはそれとして、個人的には非常に楽しめたドライブでした。隕石クレーターと下栗の
里のビューポイントは再チャレンジしてもいいな。メンバーを選ぶイベントですが。(笑)

[ドライブ戦記] 投稿者 Naru : 2008年08月10日 21:45

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