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2009年02月08日
リアルハーフで晩酌
時々思い出したようにやってるビールネタです。
昨日テニスの帰りに寄ったスーパーで、ギネスビール2本とヱビスビール1本のセット
販売(ギネスのグラス付)を見かけて衝動買いしてしまいました。
なんとこのセット、ただ一緒に売っているわけではありません。うまく注ぐことで下半分
はヱビス、上半分はギネスという摩訶不思議なハーフ&ハーフである「リアルハーフ」
を作るためのセットなのです!
早速今日の風呂上がりに作ってみました。慎重にヱビスビールを6分くらいまで注ぎ、
泡が落ち着いたところで特殊な器具を使ってギネスビールを注ぎます。ドキドキ……
うまく行ったー♪
S子さんにもお裾分けして2人で乾杯しました。
飲み心地ですが、最初はギネスのクリーミーな泡を楽しみ、次いで濃厚なギネス本体
が味わえます。そして後からはヱビスのこれまた深みのある味わいが。いや実に旨い。
家でこんな旨いビールが楽しめるとは。俺は基本的に缶で飲む派ですが、この味わい
はグラスで飲まないと無理ですね。
なお混ざらずに分かれているので当然ですが、ギネスとヱビスは別々に味わうことが
できます。従って最初から別々に飲んでも同じなのでは?という疑問が成立します。
しかしそのような指摘は却下です。このような特に意味のない行為にロマンを感じるの
が男であり漢であるのです。とS子さんに力説する俺でした。(笑)
いやしかしマジで旨いですよこれは。たちまち飲み干してしまいました。缶はヱビスと
ギネスを1本ずつ開け、どちらも少しずつ残っていたのでこれで2杯目を作ってみました。
今度は混ざって普通のハーフ&ハーフになってもいいや、と思っていたのですが、これ
またうまいこと分離しました。意外と簡単だなこれ。
こちらもたちまち飲み干してしまったのでした。ビールを缶で2本くらい普段飲む時の
酒量から考えたらなんてことないのですが、旨すぎてほとんど息つく間もなく飲んで
しまったため、アルコールのまわりがまた尋常ではありませんでした。(笑)
ここでちょっと考えたことがあってネットで検索。このリアルハーフに感激した人は多い
ようで、結構写真付きのブログがヒットしました。
さらにやはり世の中にはいろいろなことを考える人がいるもので、黒ヱビスとヱビスで
挑戦したり、黒ヱビスと他のビールで挑戦したりする人が散見されました。基本的に
あまりうまく行かないようですな。やはりギネスを使わないとうまく分離しないようです。
何か成分的な影響があるのでしょう。
しかし俺の求める情報はそこにはなかったのでした。ということはこれに成功すれば
俺が一番乗りでしょうか。その企みとは以下のようなものです。
買ってきたセットはギネス2本とヱビス1本です。1本ずつ開けたのでギネスが1本
だけ残っています。
ところでうちの冷蔵庫には普通のヱビスはありませんが、黒ヱビス(ザ・ブラック)が
1本残っています。この黒ヱビスとギネスビールでリアルハーフを作ったらどうなるの
でしょうか!?うまく分離するのでしょうか。それとも混ざってしまうのでしょうか。
S子さん曰く「できても真っ黒じゃん」。そう、それらを見分けることは出来るのでしょう
か。(笑)
ぬおー、オラ、ワクワクしてきたぞ!この意味のないロマンに無性にかき立てられて
きました。チャレンジの際にはまた写真付きで掲載することにいたします。
[結婚生活] 投稿者 Naru : 2009年02月08日 23:14
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コメント
ビールネタにパクリと喰い付く、ビアテイスターの
はいびじーであります。
リアルハーフ、一見黒い方が下に沈みそうなのに
上に落ち付いているところが何とも不思議ですよね。。。
このカラクリは、実はギネスの方が比重が軽いところに
あります。ちょっとググってみたのですが、比重までは
説明されているサイトがありますが、突っ込んだところ
まで言及があるサイトはちょっと見つかりませんでした。
ギネスのビアスタイルは「ドライスタウト」となって
おり、ドライな仕上がりが身上。原料や工程を工夫して
発酵の度合いが高くなるようにしているようです。言い
換えると、アルコールに転化できない高分子の糖分を
あまり多く残留させていない…ということになります。
さて、黒ヱビスとヱビスですが、これはビアスタイル的には
「シュヴァルツ」と「ドルトムンダーエクスポート」となり
ます。どちらもある程度のコクを持たせるため、比重がやや
高めに設定されています。更には両者の比重はかなり近い
ものと考えられますので、本当に丁寧に注がないとうまく
分離しないのではないでしょうか?
最後に黒ヱビスとギネスですが、こちらは比重に差が出て
きます。従いまして、見た目がどうなるかはわかりませんが、
やはり上下に分かれるものと考えられます(もちろんギネスが上)。
味の方もドライな口当たりから濃厚なフレーバーになりそう
ですね。マウスフィールも窒素メインのキメの細かさから、
炭酸のパワフルな口当たりに変化していくため、飽きが来ない
ように感じられます。うーむ、考えただけで美味しそうですね。
投稿者 はいびじー : 2009年02月11日 00:33
コメントありがとうございます。
なるほど、比重がそもそも異なっているわけですね。それなら
分離するのもわかります。
あと作り方の注意書きによると、「ギネスビールを開缶直後の
サージング中にのみ作ることができる」「それ以降はうまく
分離しないので、普通のハーフ&ハーフとしてどうぞ」みたい
なことが書いてありました。ギネスの泡立ちにも秘密がある
ようですね。
ヱビスビールは比重高めなんですね。なるほど。
ネットに黒ヱビスと一番搾りでチャレンジした人がいまして、
一番が下だと失敗ですが黒ヱビスが下だとうまくいくとのこと
でした。比重の問題だったんですな。
黒ヱビスとギネスもうまくいくはずですか。力づけられます。
これはチャレンジしてみなければ……。
投稿者 Naru : 2009年02月11日 10:46