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2009年09月12日
「鉄子の旅」を読む
先日、「乗り鉄の神」とされる横見浩彦氏が1万駅下車達成したという話をネットの
ニュースで見ました。横見浩彦氏って聞いたことあるなーと思ったら、「鉄子の旅」
というコミックの案内人を務めている人でした。
この鉄子の旅というのは、マンガ家の菊池直恵と担当編集を横見氏が超濃ゆい
鉄道旅行であちこち連れ回すという内容で、前から読んでみたいな-と思っていた
のです。
そこでこのニュースを見てすぐネットで注文しました。これが届いたのが今日の朝の
ことでした。俺にしては珍しく、全6巻のうちとりあえず2巻だけです。
早速読んでみましたが、これが面白い!横見氏の想像を絶する鉄分に為す術も
なく振り回される同行の作者&編集者。何というか、「超マニアの言動を一般人
視点で描いた」という構成にも心惹かれるものがありますな。鉄道の魅力を紹介
するはずが、横見氏の奇行の描写がメインになってしまっていますが。
面白かったので読み終わってからS子さんにまわしたところ、熱中していました。
ダムをまわる俺の姿と重ねているのかどうかは定かではありません。(笑)
俺も鉄道は割と好きなので本来のテーマにも当然興味はあるんですけどね。
ただ俺は道路好きでもあるが故に、木次線と並行するR314のおろちループにも
心惹かれますし、為栗駅の近くにダムがある(平岡駅の近くの平岡ダムか)との
記述にはダム見学に行きたくもなります。ちと嗜好として広く浅くなってるのかも
知れません。
そういえばダムマニアの第一人者である萩原雅紀氏も、著書のダム写真集の中
で「ダム巡りとは旅行のついでにダムを見るのではなく、ダムを見ることを目的と
した旅行のことである」と述べていました。やっぱこういう道は究めると同じような
ところへ行き着くのかも知れませんな。
[趣味・サブカル] 投稿者 Naru : 2009年09月12日 13:41
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