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2010年03月16日
学生の単位不足に親が来る
昨日締切だった大仕事があることが今日になって判明。なんてこったーい!
先方に連絡してダッシュで取りかかることに。
しかしそんな折に来客が。なんと俺が担任を務める3年生の母親でした。えー何!?
件の3年生は既に研究室にも配属されていますが、2年次の必修科目(うちのボスの
科目)を落としているため、4年生になるこの4月に卒業研究着手ができません。
これの件についてのご相談でした。
まぁご相談といっても、追試までやったのに合格できなかった以上成績評価は覆り
ません。この後は学科会議にて承認されれば留年が確定するという手続きをご説明
しました。しかしこのお母さん、ごく希に1科目不足程度なら着手が認められて留年を
回避できる例もあることをご存じでした。しかしまさか「1科目足りないだけなら大丈夫
ですよ」などとは口が裂けても言えません。むきー!だから例外など認めず留年させろ
と毎回主張しているのに!
したがって、着手が認められるのはあくまでごく少数であること、今回これに該当するか
どうかについてはまったく見通しが立たないことをご説明しておきました。
しかし最後に大どんでん返しが。うちのボスに話を通したところ、件の学生には再追試
を行って合格を出していたのだそうです。成績締切後のことだったので正規の成績表
には反映されていなかったのです。ここまでの俺の話がすべて無意味にっ!
このお母さん、うちのボスにお土産を置いて帰りましたが、端から見ると「お土産を持参
したら単位が出た」なんて誤解されそうでイヤだな。(苦笑)
単位不足なのに特例で卒研着手のではなく、きちんと単位を揃えて卒研着手できると
いう形になったわけですから理想的ではあります。しかしうちのボスには他の「単位は
取れてないけど留年はかかっていない学生」にも同じように対応してもらいたいのです
けどねぇ。
まぁそんなこんなで肝心の大仕事は半分くらいしか進みませんでした。明日には終え
なければっ。
[演習・学生指導] 投稿者 Naru : 2010年03月16日 19:10
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