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2009年04月07日

教室会議がなぁなぁに終わる

今日は昼に教室会議が行われました。議題の1つに、この4月から4年生になる
学生の卒論着手に関するものがありました。着手条件には1単位足りないという
学生が1人いたので、彼の着手を認めてやろうという話でした。
何か前にも似たようなことがありましたが、この前例に倣うことにしたいとのこと。
今回の学生はあの時の学生に比べれば態度も生活もかなりまともです。しかも
彼には同情すべき点があるのも事実です。
しかし前例は結局失敗に終わっています。また今回の学生も油断していた部分が
大きいようです。安全を考えて多めに取るとかしてないわけですし。
本人が責任を負うべき面があるわけですから、やはり俺としてはこのような例外は
認めたくありません。

しかし会議では特に決を採るわけでもなく、何となくなぁなぁで認めることになって
しまいました。しかも文書化はしないのだとか。ハァ?何それ。意味ワカンネ。
文書化しないというのは議事録に残さないということであり、着手条件の適用除外
について特に線引きしないということだと思います。なんでそれらをしないのかが
まったく理解できません。ちゃんと記録に残しておけばまた似たようなことが起きた
場合に参考事例になると思うのですがね。
特に来年4年生になる学年(今年の3年生)は俺が担任です。俺の目の黒いうちは
こんないい加減なことはさせたくありません。前期末から後期頭にかけて研究室
配属が行われ、単位が足りない学生はここで留年させることになっていますので、
ギリギリの学生に「卒論着手判定では1単位足りなくても留年になる」と指導する
ことで学生にも上の先生方にもしっかりと釘を刺して置こうと思います。

[教員生活] 投稿者 Naru : 2009年04月07日 17:01

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