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2010年10月01日

ベストキッド(リメイク)を見る

ベストキッドと言えば「ダニエルしゃん」「ワックスかける」「鶴のポーズの必殺技」で
有名な映画で、我々世代はちょうど小学生の頃に見てよく真似をしたりして非常に
思い入れがあります。そんなベストキッドのリメイク版は是非見たいと思っていたの
ですが、昨日ふと気がつくと109シネマズ名古屋では昨日が最終回。しかもレイト
ショーだけ。慌てて見に行くことにしました。
一応朝にS子さんも誘ったのですが、帰りが遅くなるからパスするとのこと。そんな
わけでお一人様での鑑賞となったわけです。

ベストキッド

さてこのベストキッドですが、おもしろかったです。一部では酷評する向きもあって
ちょっと心配ではありましたが、きちんと原作を踏襲していて楽しめました。
「人生のすべてにカンフーがある」いい言葉ですねぇ。カンフーというのは中国武術
を指して言うことが多いですが、もともとは「積み上げてきた修行や修練」の意味が
あるそうです。漢字では「功夫」と書き、封神演義でも「まだまだカンフーが足りない
(修行が足りない)」とかいう表現がありました。
その辺踏まえるとこの「人生のすべてに~」という言葉は非常に含蓄がありますね。

主人公を演じるウィルスミスの息子のジェイデンくんはこまっしゃくれた男の子をよく
演じていました。ヒロインは……もうちょっとかわいい方が良かったかも知れません。
まぁリアリティはありましたけど。
敵役のいじめっ子連中はなかなか憎たらしい感じが良く出ていて良かったです。
クライマックスの大会で出てきた、モヒカンの選手は妙な存在感を醸し出していて
サイコー!場内みな失笑でした。
最初の方で主人公と友達になった金髪の子は出番少なかったな。いじめの場面に
絡めてもっと出せば良かったのに、ヒロインとの絡みばっかりでした。大会の場面で
観客席にいましたが。
そしてジャッキー演じる怪しい師匠のハンさん。いい感じにさえない感じで悲哀を
漂わせてていて、しかしいじめっ子チームを一蹴する実力の持ち主。すごいぜ。

ベストキッドの大会と言えばライバルチームが故意反則で主人公の足を怪我させて
ミヤギさんが怪しい術で直して強行出場、そして片足の必殺技で大勝利というのが
クライマックスでしたが、リメイクでもこの流れは踏襲されていました。
必殺技が大幅アレンジされていて格好良かったです。いきなり蛇形拳使い出した
時にはびっくりしましたが。オリジナルのコブラ会のオマージュか!?
そして最後はハンさんに敬意を示したいじめっ子連中。彼らの礼に答えるハンさん。
かっこよかった。

しかしやっぱり「友情・努力・勝利」のエッセンスが詰まったストーリーは燃えますね♪
非常に爽快感のある作品だったと思います。

[趣味・サブカル] 投稿者 Naru : 2010年10月01日 07:42

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