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2010年10月24日

ゆとりーとラインをご紹介

一昨日うきょさんの奥さんと上のお子さんと落ち合う際、大曽根駅から地下鉄名城線
ではなくゆとりーとラインを利用するように案内しました。これはナゴヤドーム前矢田駅
の構造的に、地下鉄乗り場よりゆとりーとライン乗り場の方がナゴヤドームまで近い
(大曽根からの料金は同じ)ことと、上のお子さんがバス好きであると聞いていたこと
に因ります。

上のお子さんは「バスが(高架の)線路を走ってる」と大喜びで、今日イオンに来た時も
連絡通路からゆとりーとラインの高架をじーっと眺め続け、バスが通るのを真剣に見て
いました。ホントに好きなんだなぁ。いいことだ。

このゆとりーとライン、俺もよく利用していますが名古屋市内でも意外と知名度は高く
ありません。そこでこのエントリーにてご紹介しようという趣向です。

ゆとりーとラインは愛称で、正式名称はガイドウェイバス志段味線といいます。ガイド
ウェイバスというのは専用軌道上を走るバスで、通常の車輪の他に案内輪がついて
いるためハンドル操作が不要となっています。
大曽根駅から小幡緑地駅まで高架上の専用軌道を走り、小幡緑地駅で地上に降りて
一般の路線バスと同様の運行となるシステムです。このうち、専用軌道上の区間が
ガイドウェイバスとして鉄道扱いになっています。

大曽根から砂田橋までは地下鉄名城線と並行しています。料金も同じで、どちらでも
プリペイドカードであるユリカが使えるので、この区間を利用する俺にはどちらも利用
できて大変便利です。(ただし土日エコきっぷは高架区間では使えません)

途中にあるナゴヤドーム前矢田駅を含めて並行区間ではどこでも乗り換え可能なの
ですが、3階の高さを走る高架と地下との移動になるためややコツがいります。
特に、ナゴヤドーム前矢田駅では前述の通り名城線とゆとりーとラインの乗り場が
水平距離でだいぶずれているため、乗り換えにはなかなか不便です。大曽根駅でも
やずれています。
これに対して砂田橋駅ではほとんどずれが無く、しかもエレベータで直通できるため、
乗り換えには最も便利であると言えます。名城線の栄方面とゆとりーとラインの小幡
緑地方面との乗り換えを行うならば砂田橋駅を利用するのが最適でしょう。
(名城線本山方面との乗り換えではもとより砂田橋駅しか選択肢がありません)

余談ですが、ゆとりーとラインの俺がよく乗る便にはナゴヤドーム前矢田で乗車して
砂田橋で下車し、地下鉄名城線に乗り換えていくおばあさんがいます。普通に考え
りゃ最初から名城線に乗った方が早いし安いわけですが、ゆとりーとラインの乗り場の
方が乗るのに便利であり、敬老パスを使えばどちらも乗り放題であることから、こんな
乗り方をしているのだと思われます。

ナゴヤドームへのアクセスを考えた場合、公共交通機関の駅の中では最も便利です。
ただゆとりーとラインでナゴヤドームへアクセスする機会自体が限られてしまいます。
大曽根駅でJRから乗り換えるくらいなら大曽根駅から歩いても大して時間は変わり
ませんし、市営地下鉄で来るなら乗り換えの手間を考えるとそのまま名城線で来た
方が簡単だし安いでしょう。ゆとりーとラインでのアクセスが恒常的に利便性の高い
ものとなるのは、小幡緑地方面から乗ってくる場合に限られてしまいます。
なお、守山区方面から来る場合は名鉄瀬戸線矢田駅という選択肢もあります。ただ
矢田駅からナゴヤドームまでは住宅地を抜けるため、あまり推奨はされていないよう
です。

[ささやかな鉄路] 投稿者 Naru : 2010年10月24日 23:40

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