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2010年11月23日

2010シーズンを総括する

今年のドラゴンズは序盤こそもたもたしていましたが、夏以降は見事な戦い振りで
貯金を増やし、首位争いをするジャイアンツとタイガースを一気に抜き去ってそのまま
リーグ優勝を決めました。正直中盤くらいでは諦めかけていましたが、よく優勝できた
と思います。

当然落合監督の采配による部分は大きいです。特に「危機管理」について言及する
記事が印象的でした。
例えば4月の先発ローテーションは中田、朝倉を欠いて、吉見、チェンを軸に山内、
伊藤準規、バルデスといったなかなか厳しいものでした。
しかも山内、準規、バルデスもやがて脱落していきます。
しかし山井、ネルソンが台頭し、中田が復活し、夏には昌も帰ってきて、しっかりと
ローテーションを回し続けることが出来ました。

打線ではセサルがあまり使えませんでしたが、外野は大島、野本の若手を中心に、
剛裕や英智も起用されました。
内野では井端が脱落しましたが、ついに台頭した直倫がレギュラー奪取。守備固め
として岩崎達も一軍に定着し、試合終盤の守りを固めました。

森野・和田・ブランコのクリーンナップの得点力は高く、1人がスランプに陥っても他の
2人が好調を持続するなどして、得点力を維持しました。
打線全体ではやや得点力が不足気味だっただけに、このクリーンナップに負うところ
は大でしたね。

言い方を変えれば層が厚いってことになるわけですが、かつてのジャイアンツのよう
に力のある選手を多数揃えるというわけではなく、役割分担というか適材適所を徹底
できていたというような印象です。

あとは去年の総括で書いたように、「ここ一番で勝てるエース」が育ってきたように
思います。吉見はジャイアンツ、タイガース戦を中心に投げてきちんと勝てました。
シリーズではダメダメだったり、無失点記録の前後で失点したりと取りこぼしも多い
のが今後の課題でしょうか。故障はしっかり治せ。
チェンは序盤こそもたつきましたが、中盤以降は大活躍でした。日本シリーズでは
孤軍奮闘でしたね。大リーグ挑戦を希望してるようですが、来年も何とか残留して
ください。あと大リーグ行くならポスティングで行って下さい。

マイMVPは、野手では和田で決まりでしょう。全体的に得点力不足気味の打線に
あって、まさに大黒柱の活躍でした。和田の一打に救われた試合も多かったです。
リーグMVPに選ばれるのも当然でしょう。
投手では浅尾でこれも決まりですね。セットアッパーとしてドラゴンズのリリーフ陣の
中心に成長しました。タイトルを取って日本記録も樹立しましたのでリーグMVPでも
おかしくはない活躍だったと思います。
他に、大島と直倫をマイ新人王に選出しておきましょう。リーグ新人王投票で直倫が
2位に入っていましたが、大島も同程度以上の評価でもおかしくないと思います。
あと浅尾と共にリリーフで大活躍の聡文、やや不安定ながらもセーブ記録を更新し
続ける投げるレジェンドこと岩瀬もマイ特別表彰だ。

逆MVPは、野手では長期離脱の井端。体調不良というのはレーシックを受けた眼
に関するものだという話もありますが、早く良くなってもらいたいものです。
投手では朝倉と小笠原で決まりですな。朝倉は2桁を計算できるピッチャーですし、
小笠原もゲームが作れるローテーションピッチャーです。2人合わせて17、8勝は
してもらわないと困ります。年俸25%もやむなしだ。

[燃えよドラゴンズ!] 投稿者 Naru : 2010年11月23日 22:41

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