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2010年11月07日
日本シリーズ第7戦を観戦する
てなわけでやって参りましたナゴヤドーム。今日は日本シリーズ第7戦です。
といっても最終戦とは限らず、ドラゴンズが負ければ今日で終わりですが勝ったら
明日第8戦が行われます。チケットは朝10時から発売らしいので、もし今日勝った
らチケット買って明日も見に来よう。(笑)
そんな今日の席は外野5階席レフト側の最前列でした。見やすいぜ。
試合前に腹ごしらえ。俺はポストシーズン限定のすき焼き弁当を食べました。
でもこれ、どこかで見たことあると思ったら名古屋駅で売ってる駅弁と同じで、俺は
これを先日の東京出張の時に食べていたのでした。何てこった。まぁ美味しかった
からいいけど。
S子さんはひとくち弁当でした。
試合の方は吉見と渡辺俊介の先発で始まりました。ドラゴンズはまたオーダーを
いじっており、好調の大島を2番で起用し、6番野本、7番谷繁、昨日シリーズ初の
ヒットを放った井端を8番という布陣。この采配がどうでるか。
吉見は1回表にいきなり2失点というスカタンな立ち上がり。しかしドラゴンズはその
裏、森野と野本のタイムリーで同点とすると谷繁の犠牲フライで逆転。なんだこの
展開は。昨日は15回までやって2-2だったのに今日は1回でもう3-2ですよ。
ドラゴンズは2回にも大島のタイムリーで1点を追加、3回には荒木の犠牲フライと
またも大島のタイムリーで2点を追加。6-2とリードを奪います。
森野が負傷退場してしまいましたが、シリーズ第2戦以来となる4点リードで気分
良く応援するドラファンたちでした。俊介へのリベンジにも成功です。
しかし吉見は立ち直れず、4回に1失点。結局この回までで降板します。厳しいぞ
落合監督。
6-3と3点リードして迎えた5回表、ドラゴンズは吉見に替えて河原を投入。しかし
これが大誤算。悪夢のようなつるべ打ちを食らってなんと3失点。6-6と同点に
されてしまいました。何てこったい。
6回からはネルソンを投入。昨日結構投げているのに大丈夫かネルソン。
明日の先発もあるかと思いましたが、今日の起用でした。明日の先発はどうするん
だろうとも思いましたが、今日勝たないと明日もないのでつらいところです。
そのネルソンは6回は抑えますが、7回はヒットの今江を和田の悪送球で2塁まで
進ませると、さらにワイルドピッチで三塁へ。続く金にあっさりタイムリーを食らって
6-7と逆転されてしまいます。
ドラゴンズは7回裏、2アウトから谷繁と井端のヒットでランナーを貯めますが、代打
ブーちゃんこと中田亮二が三振してチェンジ。8回裏も1番から3人で抑えられて、
いよいよ追い詰められます。
大詰め9回裏は和田からの攻撃。スタンドからはやけくそ混じりの大声援。そして
応援団はのっけからチャンステーマ「Get Get Victory(パウエル)」。しかしこれが
2コーラスで「打って打って打ちまくれ(川又)」へと移行。もしかしてこれがウワサの
レア応援、チャンテメドレーか?
案の定さらに2コーラスで「狙い打ち」へと移行し、また「Get Get Victory」に戻る
という構成でした。おおお、これは熱血だ!スタンドのボルテージは今日の最高潮
に達します。
するとこの大声援に乗って和田の打球はレフトへ!来い!来い!入れ!
この打球はフェンス直撃の3ベースとなります。ノーアウト3塁だ!チャンス到来!
なおも球場を圧するチャンテメドレーの中、続くブランコの打球はセンターへ飛んだ!
これは捕られてしまいますが、犠牲フライとなって7-7の同点に!土壇場の大詰め
で振り出しに戻しました。粘りますドラゴンズ。
しかしこれでランナーいなくなってしまい、サヨナラとはならず。
この後延長戦に入りますが、両チーム得点できないまま。またも長い試合となって
しまいました。
決着が付いたのは12回。9回から登板してこの回で今季最長の4イニング目となる
浅尾が捕まり、勝ち越しを許してしまいました。ガッデム!
その裏のドラゴンズは3人で攻撃終了して試合終了。マリーンズの胴上げを許し、
ドラゴンズ3年ぶりの日本一と、56年ぶりの完全優勝は潰えてしまったのでした。
ああ無情……。
まぁ浅尾は責められませんわな。今日は足かけ4回64球も投げていますし、昨日も
30球以上投げています。河原は責めたくなりますが、やはり過投気味なのは否め
ません。
なぜリリーフ陣がこれだけ過投気味なのかと言えば、延長戦続きだったこともあり
ますが、先発陣が早々に崩れる試合が多かったことが最大の要因と考えます。
まともに投げた先発はチェンだけ。吉見、山井、昌、中田は揃って3~4回で降板。
こんな早いイニングからのスクランブル登板を繰り返せばいくら鉄壁リリーフ陣だって
潰れますわな。投手王国はどこへ行ったんだ。
とはいえ、やはりドラゴンズは良く戦ったと思います。第4戦、第6戦、そして今日の
第7戦と4時間を軽く超える延長戦が3試合もあったのは、歴史的な激戦シリーズ
だったと言えるでしょう。
来年こそは球団初のリーグ連覇と、57年ぶりの完全優勝を果たしましょう!
[燃えよドラゴンズ!] 投稿者 Naru : 2010年11月07日 23:50
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