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2011年04月03日

飯田線鉄道旅行 秘境!小和田駅

平岡駅から再び上り電車に乗り込み、小和田駅にて下車。驚いたことに、駅には
先ほど降りて行った人たちは誰もいませんでした。みんなどこへ行ったんだ。
駅の外をぶらついていて、20分後の下り電車に合わせて戻ってくるのかなぁ。
いたのは先ほどの電車では見かけなかった別の鉄ちゃんらしき人。この上り電車
には乗らなかったので、次の下りに一緒に乗ることになりそうです。

小和田駅には突っ込みを入れるべき物件が多いのですが、俺個人的にはこれは
外せません。

3県境界モニュメント

この駅は静岡県・愛知県・長野県の境界付近に位置し、駅自体は静岡県の西北
端にあります。目の前の天竜川の向こうは愛知県で、さらにちょっと上流(中井侍
方面)へ行けばすぐに長野県に入るのです。
特異地形マニアである俺としてはこういうのが一番ツボなのです。

お次はこれです。

恋成就駅モニュメント

皇太子妃雅子様の旧姓にちなんで、ご成婚後しばらくこの駅がブームに沸いたの
はよく知られているところです。駅にて結婚式まで行ったと聞いています。これは
その一環なんですね。
それにしても「恋成就駅」。(笑)

そして一見普通の民家にも見える駅舎へと降りて行きます。(写真はS子さん)

駅舎へ

その入り口(駅舎からホームへの出口)がこれ。

花嫁号ってw

「いらっしゃいませ」はともかく、「慶祝」で「花嫁号」で「小和田発ラブストーリー」と
来たもんですよ。いやもう何が何やら。
結婚式の際には「花嫁号」とやらを運行したのでしょうね。でも結婚なのに……いや
これ以上は突っ込むまい。(笑)

駅の外から見た駅舎の外観はこんなんです。

小和田駅舎

うーむ、実に侘びた佇まいです。その道の方たちが駅寝に使ってみたいと考える
のも何となくわかります。

内部には駅周辺の案内板がありました。

駅周辺案内板

何とアバウトな案内板か!(笑)いや確かに周りには何もないんですが。
事前情報なしにこの情報だけで外部へ到達できる人なんているのでしょうか。

そして駅で行われた結婚式の模様も。

結婚式の写真

よくやったなこんなところで。いや当時はもっと開けていたのか?

駅の訪問者ノートもチェックしてみました。「鉄子の旅」の作者菊池直江さんによる
書き込みを見てみたかったのですが、残念ながら見つけられませんでした。
期間が飛んでいたところがあったので、紛失したか持ち去られたかしたかも知れ
ません。残念。

駅舎を出て少し降りたところに、有名な「恥ずかしい椅子」がありました。

「恥ずかしい椅子」

せっかく2人で来ているので、強度や汚れ具合を確認してから座ってみました。

座ってみた

ネットで画像検索するといっぱい写真は出てきますが、人が座っているものはない
ようです。もし禁止行為だったらゴメンナサイ。

そんなこんなで秘境駅を堪能し、思う存分突っ込みも入れ、トイレまで使ってたら
いよいよ駅を発つ時間になりました。外部からは誰も戻ってきません。うーむ。
16時21分発天竜峡行きが大嵐方面のトンネルから姿を現しました。

四度飯田線

俺らの前からいた人と一緒に乗り込み、またも下り方面へ。上り下りを合わせて
小和田~平岡間は3度目の通過です。なんだかお得。

[ささやかな鉄路] 投稿者 Naru : 2011年04月03日 16:32

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