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2008年06月08日
ナルニア国物語第2章カスピアン王子の角笛を見る
今日はS子さんと名駅前で買い物をした後、ナルニア国物語第2章「カスピアン王子の
角笛」を見てきました。
前作同様完成度は高いものでした。ファンタジー系の作品としてはストーリーがやや
暗めでしたかな。特に主人公であろうカスピアン王子を取り巻くテルマール側の人間
模様はなかなかドロドロしていました。
ベベンシー4兄弟では次男のエドマンド君が活躍していて良かった。役者の子も成長
して男前になってましたし。長男のピーター君をよく支えてましたね。
そのピーター君はカスピアン王子とちょっと立ち位置がかぶり気味で、その辺の衝突
がなかなかよく描かれていたと思います。
彼は長女のスーザンと共に幸か不幸か大人になってしまったようで、もうナルニアには
戻って来れないのだとか。次回作はエドマンドと末っ子のルーシーだけが再登場する
のだそうです。ただカスピアン王子は再登場しますし、従弟の新キャラが出てくるという
ことなので今後に期待。
アスランの登場が何となくいきなりで、ご都合っぽかったのがイマイチでしたな。恐らく
彼の存在を信じて疑わなかったルーシーの存在によって復活を果たせたとか何とか
そんな感じだったと思うのですが、それならもうちょっとちゃんと伏線を張っといてもらい
たかったと思います。
いや伏線ってのはちょっと違うか。ルーシーとの絡みは臭わせていましたが、背後の
事情の方があんまり見えてこなかったので、そっちをもっと臭わせて欲しかったなと。
あと何だか出オチっぽかったのも気になりますな。
白い魔女はちょい役でした。原作では出てこないんじゃあるまいか。ただ後の作品に
また出てくるそうなので、今回は顔見せだったのでしょうな。
作品のリアリティは前にも増して高いクォリティでした。戦争シーンも良い出来だった
と思います。騎兵の突撃を落とし穴で迎撃して弓兵と味方の騎兵で挟撃するなんて
アトロパテネの戦い(アルスラーン戦記)を彷彿とさせますな。
あとファンタジー世界で重装歩兵はなかなか迫力があります。ファランクスみたい。
あれを切り崩せる気があんまりしませんよ。ゲームならファイヤボールでも一発ぶち
込むところですけど。(笑)
まぁ前作が名作だったので少々点が辛くなりますが、総じて面白い作品だったでした。
引き続き続編にも期待したいと思います。できればルーシー役の子が大きくなる前に。
あと予告編で見た「スター・ウォーズ クローン・ウォーズ」が気になりました。フルCG
アニメなのが何ともはやですが、元々アニメ作品だったものが下地になっているはず
ですので致し方ないところでしょうな。8月公開なので絶対に見ます。
S子さんはスター・ウォーズ見てないので、それまでにDVDで見せておかねば。(笑)
あ、あとWALL・Eもちょっと気になりました。
[趣味・サブカル] 投稿者 Naru : 2008年06月08日 21:32
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