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2009年03月02日

アナログ時計とデジタル時計

俺は腕時計としてG-Shockを愛用しています。これはアナログの時計盤の中に
小さな液晶が付いており、そこにデジタル式でも時刻などを表示できます。
先日気がついたのですが、俺は時刻を見る時にアナログ部の針をまったく見て
おらず、必ず液晶のデジタル表示の部分を見ています。これはいったいどうした
ことか。
思うに、俺の生活が1分1秒を争うようなものになっているためではないでしょう
か。アナログ時計というのは大まかに今の時刻を把握するのには適しています
が、今何時何分なのかきっちり読もうと思うと結構大変です。その点デジタル式
なら一目瞭然ですからね。
1分1秒を争うと言っても無茶苦茶忙しいわけではありませんが、例えば担当の
授業を始める時には正確に時間通り始めないといけません。遅れた学生を遅刻
扱いにする以上はこちらも厳密な時刻に始めるというのが俺の信念です。
そこをいい加減にしてしまっては学生にも失礼ですから。試験監督の時は言うに
及ばずですね。
また、通勤時には電車やバスの発車時刻に間に合うか常に気にしています。
どの程度余裕があるかで歩くペースも変わってきますから。ギリギリなら駆け足
で行かねばなりません。

田中芳樹の「創竜伝」という小説の登場人物の述懐で、デジタルよりもアナログ
時計の方が好きだという趣旨のものがありました。曰く、「デジタル時計は何時
何分何秒という見方を画一的に押しつけてくるが、アナログ時計は見方によって
『何時何分過ぎ』とか『もうすぐ何時』とか様々な捉え方が出来る」とか何とかって
話だったと思います。
たぶん俺の価値観は真逆で、常に「何時何分」というのが正確にわかるということ
を時計に要求しているのでしょうね。見方によって捉え方が変わってしまうようでは
逆に困るし、「だいたい何時か」などという大まかな時刻は時計を見るまでもなく
分かっていることが多いですからね。
だからでしょうか。最近俺の身の回りの時計は電波時計ばかりですし、パソコン等
ネットワーク機器はNTPを利用して時刻合わせしてあります。

[雑感&雑記] 投稿者 Naru : 2009年03月02日 22:46

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