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2011年04月03日

飯田線鉄道旅行 豊川稲荷と飯田線前半編

今日はいよいよかねて計画の飯田線鉄道旅行を決行です。行程は概ね先日の
計画通りですが、平岡駅の待ち時間中は龍泉閣で入浴できない(俺らの出発後に
営業開始)ことがわかったため、近所の散策に切り替えました。

S子さんと朝8時に出発し、ゆとりーとラインで大曽根駅へ。昨日名古屋駅で買った
青空フリーパスを改札に通していざ出発です。

金山駅では東海道線の新快速に乗り換えます。東海道線など今更感がありますが、
意外にもS子さんと2人で乗った経験はありません。いつもは新幹線ですからな。
俺1人の時は爆睡するし。(笑)
車窓風景など見ながら豊橋駅まで移動しました。

そして豊橋駅ではいよいよ飯田線に乗り換えます。9時34分発豊川行きを狙って
いざ搭乗です。

いざ搭乗!

車内は都会の通勤ラッシュレベルの大混雑。吊り革をキープするのがやっとでした。
このローカル線に一体何が!という疑問は目的地豊川駅の1つ手前の牛久保駅で
解決。今日はJR東海でさわやかウォーキングなるイベントを催しており、その参加者
が大勢乗車していて、この駅で降りていったのでした。

大勢の降車で改札も大混乱

この後は車内に数人しか乗客のいない、イメージ通りの飯田線でした。

そして終点豊川駅で我々も降車し、駅前を歩いて最初の目的地である豊川稲荷を
訪問しました。

豊川稲荷本殿

お稲荷さんは神社というイメージがありますが、ここは曹洞宗の寺院だそうです。
細かい経緯はよくわかりませんが、荼枳尼天と習合しているのでしょうか。

参拝後は門前で「おきつねバーガー」なるものを食べました。

おきつねバーガー

からっと揚げた油揚げの間にコロッケやら何やらが挟んでありました。ボリューム
ある見た目の割にはさくっと食べられました。

そして門前町をぶらぶらしながら再び豊川駅へ。なんと今日はまともな観光はここ
だけです。(笑)
豊川駅前で駅弁を購入し、再び飯田線に乗り込みます。

飯田線再び

10時55分発上諏訪行きの飯田線はそこそこ混んでおり、かろうじて2人とも座る
ことができました。どのボックスシートも、進行方向を向いた窓側の席は時刻表や
カメラを携えた鉄ちゃんらしき人が長距離乗車の構えで乗っていました。これでは
なかなか駅弁広げてくつろぐと言うわけにも行きませんな。ボックスシートを2人で
占領するのが理想だったのですが。やはり長い区間を走る列車は人気なのか。

新城駅でかなり(一般の乗客は)降りて行ったため、別のボックスへ移動。さらに
本長篠駅を過ぎて本格的ローカル区間に突入したところで駅弁を広げました。

壺屋のいなり寿司弁当

濃い味付けでなかなか美味しかった。わさびやじゃこで変化を付けたのも良かった。

飯田線はその後も延々と走り、東栄駅を過ぎて静岡県区間へ。鉄ちゃんたちは撮影
ポイントと思しきところへ着く度に荷物を場所取りに置いてカメラ抱えてあっちこっち
移動していました。すごいなぁ。
さらに去年ドライブで昼食を食べるところを探して走り回った中部天竜駅、佐久間駅
を過ぎるとトンネルに突入。水窪川水系の谷にサイドチェンジします。
水窪駅を過ぎて再びサイドチェンジするとそこは天竜川沿い。飯田線最大の秘境
区間となります。
最初の駅は大嵐駅です。大嵐駅と言えば所在は静岡県なのに、利用者は対岸の
愛知県豊根村の玄関口となっていることで有名です。
その豊根村へ渡る吊り橋を車窓から撮影しました。

鷹巣橋

手前の道路は夏焼隧道を経て夏焼集落というところへ続いているそうです。すごい
ところに住んでいるのね。

さらに小和田駅、中井侍駅と名だたる秘境駅が続いていきます。小和田駅には後で
引き返して来て立ち寄る予定ですが、ここで多くの鉄ちゃんたちが降りて行きました。
さらに鉄ちゃんとは思えない女性2人連れが乗ってきたりしてビックリ。周辺住民の
方でしょうか。それとも秘境駅ブームなのか。
この電車の通過後は、豊橋方面は俺らが引き返してくる便が、辰野方面はその後
俺らが乗って帰る便がそれぞれ次の電車です。降りた人たちはそれまで3時間も
この辺りをうろつくのでしょうか。電車以外の手段でこの駅から移動するのは相当な
困難のはずなのですが……。
つかそんな人たちに混じって、俺らごときが小和田駅に降り立ってもいいものかと
変な心配をしたりして。

伊那小沢駅で交換待ち合わせで停車したので、残っていた鉄ちゃんに混じって俺も
撮影のためホームへ降りてみました。
そして激しい撮影場所争いの末に撮った写真の1枚がこれ。

天竜川に架かる橋

橋の向こうは長野県道1号線、手前は中井侍駅や小和田駅(からかなり上ったあたり)
に続いていると思われます。

そして列車は13時37分に天龍村の玄関口である平岡駅へ到着。俺らも降車したの
でした。

平岡駅にて

左端は平岡駅の駅員さん(駅長さん?)で、この後にお世話になりました。

[ささやかな鉄路] 投稿者 Naru : 2011年04月03日 13:45

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