俺はセミナーとか行くと統計的手法について喋るので、「実験はすべての水準組み合わせについてランダムな順番でやってください」「その都度水準の設定はやり直してください」「統計的に意味があることと技術的に意味があることとは別です」などと我ながら酷いことを言っているわけですが、教科書的にはそういうことになっていますし、検定試験などでもそのように出題されるわけですので、やむを得ません。
ただ実務的にはなかなかその通りやるってわけにもいかないでしょうから、「これを満たさないとどういうリスクがあるか」みたいなことも話して、そういったリスクを承知の上で実験の方法を崩すということはあり得るみたいなことも喋ってます。
などということを今日学生に愚痴ったのですが、そしたら学生が「(後者みたいな話は)教科書に載ってないので、セミナーで講義受ける甲斐があるじゃないですか」と言ってくれました。
それはまぁ確かに。モチベーションの上がること言ってくれるじゃないの♪
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