徒然日記２

大相撲初場所は今日が14日目。１敗でトップの稀勢の里は３敗の逸ノ城と、２敗で追う白鵬は貴ノ岩との対戦でした。何とか終盤にギリギリで帰宅できたため、テレビ観戦しました。

逸ノ城は勝てば優勝の可能性が残るわけで、かなり引き締めてくると予想されます。稀勢の里が得意の取りこぼしをしてしまわないか非常に心配な一番でした。

が、稀勢の里はあっさりと逸ノ城を下して１敗を守りました。万全の相撲でしたね。強い。これがいつも出来ればいいんだが。

これで誰しもが明日の直接対決で優勝が決まると思ったでしょうが、何とその後結びの一番で白鵬が貴ノ岩に敗れるという大波乱。稀勢の里の取りこぼしや、今日は勝っても明日本割りと優勝決定戦で稀勢の里が連敗することは想定していましたが、白鵬が今日負けて優勝決定というのは考えていませんでした。まさかまさかの展開でしたな。

思えば今場所は２横綱が途中休場し、大関豪栄道も途中休場（しかも稀勢の里が不戦勝）。皆勤大関の琴奨菊、照の富士は共に10敗を喫する絶不調。上位陣はボロボロだったわけで、優勝争いは稀勢の里と白鵬との一騎打ちでした。その白鵬も珍しく中盤までに２敗もしています。稀勢の里にかなり追い風が吹いた場所だったわけですねぇ。

でもそれもこれも過去の苦労があるからで、それらが報われた場所であると言っていいでしょう。おめでとうございます！

これで横綱昇進が取り沙汰されるようになりました。先場所の成績を「優勝に準ずる」と言っていいかどうかはちと微妙なところですので、これは慎重に検討してもらいたい。

まぁ去年年間最多勝も取ってますし、確かに実力的には問題ないわけですが......。明日白鵬に勝つかどうかも大きいと思います。上記の通り、上位陣とはほとんどまともにやってないわけですからね。