今日の日本シリーズ第５戦では、４回にファイターズ多田野投手がジャイアンツ
加藤への危険球で退場処分となりました。
ちょうど帰宅したところだったので映像で見ることができましたが、ボールが
頭部に当たった様子はありませんでした。
危険球退場については、公認野球規則によればボールがバッターに当たって
いなくても審判の判断で処分を下せることになっていますから、退場処分には
問題はないと考えます。しかしバッターはデッドボールで１塁へ出塁しました
ので、審判はバッターに当たったと判断したということで、この部分は誤審で
あると考えられます。テレビ解説でもそう言ってました。
映像をよく見ると、最初ファールのジェスチャーをして、その後原監督の抗議
を受けてデッドボール危険球としているようでした。ただボールはバットにも
当たっていませんでした。キャッチャーのミットを掠めて後ろへ飛んで行って
います。本来ならばワイルドピッチかパスボールとなるところでしょう。
また加藤はボールを避けて倒れ込み、その際に顔を押さえる仕草をしてました。
これが「痛がってる芝居」に見えたとのことで、その後ファイターズファンから
ブーイングを受けていました。まぁ結局このブーイングにもめげずにタイムリー
打ってましたけど。
避ける際にバットが顔に当たったのではと指摘する人もいましたが、横からの
映像を見る限りバットは顔に当たっていないようでした。
まぁ当たってなくても、顔を掠めてボールが飛んできたら、倒れ込んで顔を
押さえるのはわからんでもありませんが。
なお、試合はジャイアンツが10－２で勝利しました。このプレーの時点で既に
ジャイアンツがリードしていましたから勝敗を分けたプレーであるとは思い
ませんが、後味が悪いことには変わりありませんね。
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