多変量解析法のデータ解析演習をやっていた3年生の演習は今日が最終回でした。前期の前半6週の担当でしたので。
そして今日の課題は、毎年最終回恒例となる、卒修論で実際に使われたデータの解析です。昨年度の卒修論には公開できる適当なデータがなかったため、数年前の修論で使われた古いデータを用いて課題としました。
この学年は非常に前向きに取り組む学生がいて全体的にはやりやすい学年でしたが、出来そのものはあまり良くありません。今日も「『繰り返しのない二元配置実験』の分析を47回なんて無理~」と泣き言をいう学生がいたので、「無理ではないだろ。大変だけどやれば必ずできる(面倒なだけ)」と励ましておきました。
解析の方法が複数考えられる時に、どれか1つだけしかやろうとしないのも困りものですね。今は解析ソフトで楽に計算できるんだから、いろいろやってみたらいいと思いますし、そのように話もしてるんですが。
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