64ビット版Officeを利用する

現在発注しているワークステーションはWindows7とOffice2010のx64版で運用する予定ですが、ソフトウェアの方で限界があったら困ります。そこで今日は研究室にある一番スペックの高いPC(メモリ8GB)にx64のOfficeを入れて、問題のファイルが開けるかどうか試してみました。

ところがExcel2010と2013の両方で試してみましたが、どちらでも開くことに失敗しました。調べてみると、どちらのバージョンもx86、x64ともに行数に1048576という上限があることが判明。おいおい、これじゃワークステーションでもダメじゃんか。

さらに調べてみると、PowerPivot for Excelというアドインをインストールすることでより大きな行数を読み込めるようになるとのこと。2010向けはMicrosoftから無償でダウンロードでき、2013ではもともとインストールされていたのでアドインを有効化すれば使用できました。

x86のExcelではこのアドインを使用してもダメでしたが、x64のExcelでは見事に件のファイルを開くことが出来ました。こりゃ良かった。x64版を入手した甲斐があります。

これでPCでもデータを開けるようになりましたので、ワークステーションは必須ではなくなってしまいました。でもまぁ取り回しとかパワーがあった方が楽だろうし、計算用途でも使うでしょうから、無駄にはならんか。