学生が直談判に来る

昨日の研究室配属調査で、定員を超えて希望があつまった学生を全員配属させると仰った先生のところを希望した学生が5人、俺のところへ来ました。
この研究室の定員は3人なのですが、彼らは5人全員の配属を希望しています。それでその先生のところへ出頭したところ、「希望があるなら自分たちで動け」と言われ、取り敢えず担任の俺のところへ談判に来たという次第です。

俺の立場は「定められたルール通りに配属作業を行う」というもので、ルール自体に関与する権限はありません。それは会議で定められていますから。ただルールを曲げて運用されることがままあるのも事実であり、今回も明日の会議でどうなるかが決定されます。

そこで学生には「明日の会議で決まった通りに配属を行う」と回答。そうしたら会議で自分らの言い分を通すためにはどうしたらいいかと言い出したので、それなら学科主任のA先生のところへ行け、と言って彼らを連れてA先生のところへ行きました。
しかしA先生は「教員が決めることなので、学生が口を出すべきではない」とけんもほろろの門前払いでした。

仕方ないので、「会議での議論に影響はないが、話だけは聞く」との立場で俺が彼らの話を聞いておきました。彼らの言い分には納得のいく部分もありますが、他の学生との公平性の観点から問題のある内容もありましたし、ルールが気に入らないならこんなどん詰まりのタイミングではなく、もっと早く申し出るべきであると考えます。
明日の会議では彼らの支持はしないが言い分だけは伝えること、伝えることによってより不利な方向へ向かうこともあり得ることを確認し、今日のところは解散させました。

さてさて、どうなることやら。