北陸へ出張する

今日は北陸方面への出張に出かけます。ここ3年ほど恒例行事となっていますが、今年はやや早く6月中の開催。しかも工場見学に2件お伺いするため、集合時間が12時過ぎとやや早め。このため8時半頃には出発しました。

給油は昨日のうちに済ませてあるので、今回は行きつけのGSがあるR19から春日井ICというルートではなく、外堀通りから名古屋高速6号清須線の明道町入口へ。16号一宮線を経て一宮ICから名神高速へとアクセスしました。ちょっと近道。名神高速を順調に走り抜け、米原JCTから北陸道へ。賤ヶ岳SAでトイレ休憩して、あとはひたすら走っていました。

工事で左側車線を規制してる区間が多く、予定した巡航速度で走れませんでした。このためちょっとギリギリに。小松ICを11時20分頃降りて、途中の書店で買い物をして、小松駅前のこまつの杜へアクセス。

ダンプトラック

今回のお目当てはこのダンプトラックではなく、ひーくん向けにコマツさんのグッズを買っていくことです。建機が描かれたタオルと、ショベルカーとホイールローダーのミニカーを購入しました。

駐車場が遠くて思いの外時間がかかり、この時点で既に12時近く。昼飯を食う時間はないな。ただ幸か不幸か昨日朝食用に頂いてきた余り物(寿司)が結構多くて、あんまりお腹も空いてません。コンビニでおにぎりを2個だけ買って食べ、最初の工場見学先である東酒造さんへ予定通り到着しました。

神泉 東酒造

酒蔵の見学というのは何度か経験があります。子どもの頃に山梨県の七賢へ行きましたし、7年前には九州旅行の帰りに尼崎の長寿蔵というところにもお邪魔しました。ただちゃんと案内というか説明をしてもらいながらの見学は初めてだな。酵母の管理や、杜氏さんの生活など、酒造りの興味深い現場を拝見できました。

続いてはR305を南下し、粟津駅前のコマツ粟津工場へ。こちらは4年ぶりの訪問です。新しい工場が稼働しているとのことで、そちらを主に見学しました。

コマツ粟津工場

新しい工場では省エネと創エネが進んでおり、なんと9割の電力削減を達成したのだとか。もちろん消費電力が1割に減ったと言うことではなく、再生可能エネルギーで賄う分も合わせて9割ってことなんでしょうけど、それにしても凄いな。クレーンに回生ブレーキをつけてモノを降ろす時の動きで発電したり、速度試験の際に車輪を乗せて回転する部分にも発電機をつける徹底ぶりでした。

また、総務や庶務の女性社員の方もブルドーザーやシャベルカーを運転してデモンストレーションされててびっくり。ICTブルドーザやシャベルカーは、掘削時の圧力を感知して設定通りに掘り進めたり、アームを絶妙に制御してバケットを水平に動かせる(制御が甘いと弧を描いてしまうため難しい)優れもの。通常作業員にはかなりの熟練が要求されるのに、5時間ほどの訓練で作業ができるようになるとのことでした。(免許は別途)
そういったシステムは車両単位で完結するならIT技術ではあってもICT技術ではない(通信を行っていない)かに思われましたが、なんと衛星と通信して車体の位置や姿勢の制御を行ったり、動作状況をモニタリングしてメンテナンスに生かしたりしているのだそうです。スゴイ。機動警察パトレイバーのAVR-0を思い出してしまいました。

そんなこんなの見学を終えて、この後はいよいよコマツさんの保養所へ。温泉と宴会とカラオケ三昧となりました。
今年はスピッツを結構歌ってしまった。なんかスピッツ好きでどんどん入れる人がいたんだけど、あんまりちゃんと歌えてなかったので、しゃしゃり出てしまいました。(このパターンばっかや)