駅伝の方は往路優勝の日体大が逃げ切って優勝!おめでとう日体大!
エーッサ!エーッサ!エーッサーッサ!
あんまり続けてド本命の横綱が優勝してもつまらないですからな。それに
しても昨年の繰り上げスタート、シード落ちからよく這い上がったと思い
ます。
日体大は昔から、ランナーが走り終わった後に倒れ込まず、きちんと一礼
してから引っ込む点が非常に好感度大でした。
5強と言われた優勝候補チームは、ド本命の東洋大が2位。最有力の対抗
だった駒澤大は往路9位・復路優勝で総合3位。出雲優勝の青山学院大は
8位。一昨年三冠、去年無冠の早稲田大は僅差の5位。その早大を抑えて
昨年3位に食い込んだ明治大は9区ブレーキで7位でした。
他に目に付くところでは、帝京大が僅差で早大を抑えて過去最高タイの
4位。3年ぶりに予選会を勝ち抜いて出場の法政大が9位でシード権獲得
などでしょうか。東京六大学は早明法と3校がシード入りです。
繰り上げスタートはありませんでしたが、往路5区で城西大、中央大の
2校が棄権というアクシデントがありました。特に中大は84年連続87回
の出場(大会最多)、28年連続シード獲得中だったのに残念。昨日は風が
強くて過酷な環境でしたからな。
棄権は仕方ありませんが、その模様が中継されなかったのは不満です。
何をやっているんだ日テレ。
近年の箱根駅伝は、勝敗における5区の比重が大きすぎるように思います。
東洋大の柏原くんがいた頃は言うに及ばず、今年も5区の逆転で往路優勝が
決まりました。速い選手と遅い選手の差が付きやすいんでしょうな。ただで
さえ高低差があってきつい区間なのに、コース変更で距離も最長区間である
ことでこの傾向がさらに強まったと思います。
コース変更(5区を延長、4区を短縮してスピード区間に)の要因としては
各区をバラエティに富んだものにすること、4区を短区間として中距離選手
にも活躍させたいなどの意図があったようです。
でも箱根駅伝はもともと各区はバラエティに富んだものとなっていると思い
ますし、4区は短縮しても18.5kmもあるので、この意図通りになっているか
というと中途半端感がありますな。
いっそ5区は距離を短縮して山登りに特化した区間とし、勝敗へのウェイト
という点では各区をできるだけ均等にするべきだと思います。が、1人の
エースに重要区間を任せてその力で優勝するというのもドラマチックです
ので、どっちがより適切なのでしょうね。
戦力均衡を考えれば「2年連続で同区間を走行できない」といった制約も
面白そうですが、学生スポーツでもあることを考えれば非現実的ですしね。
どうしたものでしょうか。
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