春場所は稀勢の里が大逆転優勝

フル休日の今日は、遅めに起床して昼過ぎにサンドラを見てから車で大学へ。昨日の出張で使用した機材や資料を置いてきて、大学に忘れて来た物品を取り返してきました。

帰宅後は大相撲の千秋楽を見ました。全勝で走ってきた新横綱稀勢の里は一昨日の相撲で負傷して、昨日も何もできず連敗。正直怪我したなら休んでしっかり治して欲しかった。悪化させて短命横綱で終わって欲しくないし。

千秋楽の今日は1敗でトップの照ノ富士との対戦。高安に負けた以外は怪力を生かした相撲で勝ち星を積み上げてきた照ノ富士に対して、手負いの稀勢の里。どう考えても勝ち目はないどころか無茶して怪我を悪化させてしまいそうで心配でした。

ところが本割りでは脅威の粘りを発揮して叩き込みで勝利すると、決定戦では捨て身の小手投げでまさかの2連勝。大逆転で2場所連続の優勝を遂げました。いやもう脱帽です。「凄い」としか言葉が出てこなかった。

ただどうしても思い出すのは、負傷を押して決定戦に勝った貴乃花なんだよね。彼はあれが最後の輝きだった。そういうことのないように、来場所全休してもいいからしっかり治して万全の状態で土俵に上がってもらいたい。

照ノ富士は一昨日の変化が高く付いたなぁ。遠藤戦のように、せっかく怪力を生かしたスケールの大きい相撲が取れるんだから、それを貫けば優勝もできたと思うんだが。あの変化で観衆を敵に回し、千秋楽も完全アウェーになってしまった。

照ノ富士も怪我が良くないようなので(あの勝ちっぷりからは想像もできないが)、しっかり治して稀勢の里と万全同士でのいい相撲をまた見せて欲しい。
他の横綱陣はパッとしなかったですな。照ノ富士や高安などが昇進に向けて力をつけているので、上の方も一新して風通しを良くしたいところですが。(笑)

相撲の後は(録画で)笑点を見て、大河ドラマを見ながら夕食。直虎はここからが本番ってところですかな。