回転寿司を楽しめない

帰名後はくら寿司の名東高針店で食事をしようと思ったのですが、駐車待ちの
車がお店の裏に大渋滞するほどの大混雑。どうせ店内に入っても着席待ちに
なるでしょうから、S子さんに先に名前だけ書きに行ってもらいました。
すると、1時間待ちとの情報が。俺は待っても構わなかったのですが、S子
さんはそんなに待てないとのことだったのでここで食べるのは断念しました。

取り敢えず自宅に向かいつつどこで食べるか検討。帰る途中に最近回転寿司
ができたので、そこへ行くことにしました。
駐車場に入るために一方通行の道をぐるぐると回る羽目になりましたが何とか
停めて入店。さほど待つこともなく着席できました。

ここの回転寿司は料金が一律ではなく、ネタによって1皿100円から1400円
まで様々でした。料金は皿の色や柄によって表されており、その色や柄が
いくらを表しているかはレーンの下に一覧表で示されています。ところが
このシステムがくせ者で、俺は全然食べられない事態に陥ってしまいました。

俺が食べるようなネタは平均すると300円くらいです。いつも行くかっぱ寿司
や今日行く予定だったくら寿司は1皿100円(税抜き)ですから、およそ3倍
もすることになります。当然いいネタを使っているわけで、確かに美味しいの
ですが、3倍も払って食べるほどか?という気がしました。
だいたい種類が同じなら高いネタと安いネタの違いがわかるほど、こちとら
高級な舌はしていないんですよ。

回転寿司で食べる時には、当然回ってきた皿を見て美味しそうだったら手に
取って食べます。ところがここは美味しそうだと思っても、次に値段を確認
しないといけません。皿の色と柄を見て、一覧表と照らし合わせて値段を
見て、食べたい気持ちとのバランスを考えます。その上で、よし食べよう!
と思っても皿はもう通過してしまっていたります。(席が角だったことも
不利に働いたかもしれません)
一連のプロセスをスピードアップさせることも試みましたが、200円と思った
皿がよく見たら800円だったということもあり、どうしても慎重にならざるを
得ません。

そんなこんなを考えながら流れる皿とにらめっこしてる内に、なんだかもう
イヤになってしまいました。こんなこと考えながら回転寿司を食べても全然
楽しくないわけですよ。S子さんと来ていますが、食事しながら楽しく会話
なんて余裕も当然ありません。こんなんだったらコンビニでカップラーメン
でも買って家で食べよう。
というわけで早々に切り上げ、S子さんが食べ終わるのを待ってお会計と
しました。個人的には普段の1/3くらいしか食べていませんが、S子さん
の分を合わせたお会計額は、いつもかっぱ寿司で食べる時の額を超えて
いました。俺がいつも通り食べていたら普段の倍額は固いところでした。

これが例えば、「○千円で××カン食べられる」などという形式だったら俺も
大丈夫だったと思うんですよ。購買の意思決定を最初に1回すれば後は気に
せず食べるだけでいいわけですから。今回はかなりストレスのかかる意思
決定を絶え間なく強いられたことが俺に合わなかったんだと思います。
つーか俺はこの店が想定してる客層じゃないんだろうな。だから店に文句を
言うつもりはまったくありません。強いて言えば(言うのかw)皿の値段が
わかりにくいかな。色や柄とかもったいぶらず、ずばりお値段を直接表示
しちゃえばいいんだ。

まぁでもこれで、店で寿司を食う時は1皿100円均一の回転寿司(もしくは
食べ放題)じゃないとダメだってことが明らかになったのは収穫だったな。
これからは自分に合ったお店にだけ行くことにします。あんなストレス感じ
ながら食べるのはもううんざりです。

というわけで、帰りにサークルKでカップラーメン買って家で食べました。