マニフェストの事後評価

民主党が次の総選挙で、消費税増税反対する候補者を公認しないとか言って
ます。確か前回の総選挙の時は増税しないとか言ってたような気がします。

まぁ方針が変わることはあり得ないことではないのでそれはいいのですが、
変更に至った経緯はちゃんと説明してもらいたいですな。前の方針ではなぜ
ダメなのかとか、状況がどう変わってきたのかとか。

最近は選挙の度にマニフェストがどうのこうのって話になりますが、そもそも
マニフェストの意義の1つには事後評価が容易になることがあったはずです。
ですがあんまり事後評価したという話は聞きませんな。
前回選挙のマニフェストの各項目について、どの程度達成できたのか、または
できなかったのか、撤回するならその経緯など、きちんと評価するべきだと
思うんですが。もしかしたらやったのかも知れませんけど、報じられたのを
見た記憶はありませんな。

もし、やってるのに報道されてないとしたらその方が由々しき事態かも知れ
ません。恐らくそんなもん報じても誰も注目しないだろうという判断になる
のでしょうが、それでは国民が馬鹿にされてしまいます。
馬鹿にされると言うのは別に悪口を言われるという意味ではなく、馬鹿という
状態にさせられてしまうという意味です。
国民にとって心楽しい情報ではないでしょうが、知る意義は大いにあるはず
ですから、きちんと報道して欲しいモノです。事後評価してるのならですが。