韓国が敗退する

WBC1次ラウンドB組は今日が最終戦。韓国と台湾の試合が行われました。
ここまで台湾が2勝。韓国は1勝1敗。他にオランダが2勝1敗、オースト
ラリアが3敗で全試合を終えています。
すなわち韓国は負ければ敗退、勝っても2勝1敗で3チームが並び、当該
国間でのTQB(得失点率=得点率-失点率)で決めることになってます。
まぁ事実上の得失点差(攻撃・守備回数で微調整する)ですな。
台湾はオランダに8-3で勝利し、オランダは韓国に5-0で勝利している
ため、韓国は台湾に6点差以上で勝たないと敗退が決まるという厳しい状況
でした。5点差だとTQBで並ぶため、事態はさらに混沌としてきます。
(その場合は「被自責点率-自責点率」、打率の順に参照し、それでも並ぶ
場合はコイントス)

そんな厳しい韓国ですが、序盤からチグハグというかグダグダな試合運び。
台湾に2点を先行されて苦しくなりますが、終盤に3点を挙げて逆転する
意地を見せます。
しかし後攻だけに8回終了して1点リードという時点で敗退が決定し、B組
からは台湾とオランダが2次ラウンド進出を決めたのでした。

まぁ正直韓国と対戦すると勝っても負けても面倒くさいし、前回大会で5回、
前々大会でも3回対戦していますので、個人的には台湾とオランダの勝ち
上がりは歓迎です。日本に勝ち抜いて欲しいのは大前提ですが、それとは
別に、有力チームや対戦カードは固定化されないことが望ましいので。
問題は日本がこれらの国に勝てるかどうかですね。