WBC2次ラウンドの1位決定戦は、台湾とオランダを破って勝ち進んできた
日本と、敗者復活でまたしてもキューバを破ったオランダとの再戦になり
ました。
既に両チームともに準決勝進出は決まっていますから、1次ラウンド最後の
キューバ戦と同様に勝ち負けの重要性はそれほどでもない試合です。
決勝ラウンドに向けて調子を整えるという意味もあってか、今まであまり
出場していない選手中心のオーダーとなりました。
試合はオランダの先頭打者ホームランで先制されますが、2回裏に阿部の
1イニング2ホームランなどで大量8点を挙げて逆転。いきなり試合をほぼ
決めてしまいました。
こうなるとコールド勝ちが視野に入ってきます。日本は先発大隣を3回で
降ろし、沢村、マーくん、今村と小刻みな継投。やっぱり調整か。(笑)
しかし打線はその後は0行進で、試合は膠着しました。
しかし7回に登板の森福が2失点。8回には山口が打たれ、さらに涌井も
抑えられずにさらに3失点。8-6とどう転ぶかわからない展開になって
しまいました。
日本打線は8回裏にようやく目覚め、相手のミスにも乗じて2得点。再び
リードを拡げて何とか逃げ切れそうな体制に。
9回には牧田が登板し、2安打は許しますが後続は断って何とか逃げ切った
のでした。いや危なかった。
前のオランダ戦もそうでしたが、投手陣がピリッとしませんな。
打線は阿部や長野に当たりが出てきたのが朗報でしょうか。
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