行列あれこれ

先日、ゆとりーとライン大曽根駅でガイドウェイバスに乗りました。始発駅なので発車前にはプラットホームで並ぶんですが、先発のバス向けの列の途中から後発のバスの列が分岐していました。

いつものことなので先発のバス向けの列に並んだところ、後発のバスの列(と思われる列)の人が「列はここで曲がってこっちに並んでる」と主張。ホンマかいなと思いつつ、先発のバス向けの列の人たちはみんなしてそちらに移動しました。

こうして列は1列になりましたが、後から来た人たちはもとの「先発のバス向けの列」を再び構成していき、またも列は分岐した形に。しかもさっき主張した人は今度は黙ってます。おいおい、それ放置したら列がメチャクチャになるだろ。

案の定、バスが到着して列が動き始めると、後発のバスの列の位置に並んだ人たち(俺ら)と、後から先発のバスの列の位置に並んだ人たちが入り交じり、列はメチャクチャになりました。何なんだよ全く。

俺は行列の本質は、「先に到着した人が先にサービスを受けられること」だと思っています。これが乱れると言うことは要するに横入りであり、マナー違反。そういったことがないように列を作らなければなりません。
先のケースでは、とにかく列を1列に保つ必要がありました。先発のバスの列をどこに作るかは本質ではありませんが、「こっちに並んでる」と主張するなら最後までそれを通してもらいたいものです。それを曲げてしまっては後ろに並んだ人たち全員に影響を及ぼしてしまいます。横入りを許容することも同様です。


今日は職場の近くのコンビニで、やはり行列に関するトラブルがありました。2つあるレジ(仮にAとBとします)がいずれもふさがっており、Bの後ろ、ややA寄りのところに1人並んでる人がいました。そこで俺はAの後ろに付きました。

Aのレジが先に空いたので俺がレジを利用しようとすると、先に並んでいた人が「自分が先だ」と主張してきました。

しかし、Aのレジからは俺の立ち位置まで点線で並ぶ位置が示されており、俺はこれに従って並んでいました。Bのレジからも同様に別の点線でそちらの並ぶ位置が示されています。

俺はこの表示を示し、この人の主張を退けたのでした。またレジの店員さんも俺の主張を支持してくれました。

行列の本質を考えると、先に到着したこの人より俺が先になってしまったのは心苦しいばかりですが、「フォーク並び(ATMのように複数の窓口に対して1列に並び、先に空いた窓口でサービスを受ける形式)」でない以上は起こり得ることです。
俺も並び方について特に指定のないコンビニだったら敢えてフォーク並びで並ぶところですが、ここは並び方に指定があったので仕方ありません。