Rの勉強会に参加する

今日は名古屋市内の某大学で開催された、統計解析ソフトRの勉強会に参加してきました。例の元社会人大学院生に誘われての参加です。もう11回も開催されている勉強会ですが、前半にR初心者向けのチュートリアルがあることから、参加を決めました。

勉強会は大変興味深い物で、Rへの理解がかなり進みました。学界でもそれなりに認められているようで、いざとなったらこれで分析した研究成果を発表することも可能のようです。

後半はRを用いた研究事例の発表会となりました。こちらはジャンルとしては畑違いのものも多かったですが、Rのパワフルさと簡便さが理解出来るものでした。うむ、すごいぞ。

Excelでのアウトプットとの比較もありました。Excelのアウトプットはいけておらず、それに大してRはお手軽にきれいなアウトプットが出せるということでした。

しかし普段Excel使いであり、これを用いた演習も担当してる俺から見たらフェアでない気もしましたな。Rの機能はほとんど世界の誰かが作ったライブラリで実現されているはずですので、Excelでもきちんとしたアウトプットを出せるようなVBAを組んでアドイン化できれば同等になるはずです。GUIによる手軽さも見逃せません。

またきれいなアウトプットと言っても、普段大学で使用している統計解析パッケージソフトに慣れている俺としては、驚くほどのものではありませんでした。

まぁフリーでこれだけ出来るってのがRのいいところだと思うので、うまく使い分けていけば済むことなんですけどね。

終了後は元社会人大学院生の方と、勉強会で知り合った若い方お2人と軽く懇親会に行きました。いつもこの手の懇親会は好まない俺ですが、今日はマジで有意義な交流ができると思いましたので。実際いろんなお話が聞けてよかったです。

2人の内の1人は大学院生で、情報系のベンチャー企業でバイトしてる関係でこの手の話に強いようです。もう1人はなんとうちの大学の卒業生で、うちのボスとも懇意にしている情報系学科の先生のところを出た人でした。しかもお宅もうちの近所でした。世間は狭いな。