ゼミでいろいろ指摘した勢いで保険屋さんを迎える

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今日は大学院生のゼミがあり、例の学生が発表しました。
内容がトンチンカンなのはしょうがないとしても、「自分が何を意図してそのようなことをやったのか」を全く説明できないのには困りました。

「どうしてこうやったの?」と聞くと、「スミマセン、意味なかったです」と答えるような感じです。意味があるかないかじゃなくて、君がどう考えてこの方法を採用したのか訊いているのだよ。意味があるかどうかはその後の話だ。

しかも「全体で100あるものを4つに分ける際に、等分すると不具合が生じるので傾斜させて分ける必要がある」という状況で、彼は「15、20、25、33」と分けていました。
......なぜそのような配分にしたかは別として、合計で100にならないのはどういうことだ。あと7どこへ行った!?

それを指摘すると、「スミマセン、全体で100じゃなくて97でした」とか言う始末ですよ。いや全部で100あるところから始まった話だろうが!

そんなこんなでなかなか精神的に疲れるゼミでした。

午後には契約してる会社の生命保険屋が来ましたが、このゼミの影響でついキビシク当たってしまいました。「具体的にどんな運用してるの?」って聞いて答えられないのはどうなのよ。

あと「生まれて初めてガンになった場合に補償されます」「再発した場合で、何度でも補償されます」と説明するんですが、「それ『生まれて初めて』ってところ必要なの?」と突っ込んだらフリーズしてました。初めてでも2回目でも何度再発しても補償されるなら、「何度ガンになっても補償される」と説明すればそれで済むと思ったもので。

恐らく「保険契約時にガンになった経験がない」というのが前提なのでしょうが、そこちゃんと説明できないとダメでしょうに。

昨日来た別の保険会社の話をしたら、ちょっとビビリ入ってました。これじゃ直接対決とか無理だなぁ。まぁこっちの方が手厚いのは確かなようですが、もっと自信を持ってオススメしてくれないと不安になるぞ。