センター試験監督 2日目

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昨日の社会科は大問題になっていましたね。自分でやってみてあれだけ無理が
あったわけですから、ある意味納得の結果です。
ちゃんと時間に間に合えばいいってもんじゃない。ギリギリの状況だとミスも
出やすくなりますからね。

また配布物が多かった要因として、地理の問題訂正があります。いつもならば
問題訂正は板書するんですが、今回は地図に誤りがあったとのことで全員に
配布でした。ところがその地図の誤りが微妙なモノで、ぱっと見ではどこが
間違っているのかわからない、ほとんど間違い探しのレベルだったとか。
しかも問題を解く際には大して影響はなく、間違い探しに嵌って時間ロスした
受験生もいたかも知れませんな。かわいそうに。

さて、そんな今日は試験監督の2日目です。大きな山場であるリスニングは
昨日終わりました。今日の理科はトラブルが続出した社会科と同様に2科目を
自由選択する形式ですが、俺の担当する会場は全員理科1科目受験だったので、
今日の担当科目は理科1科目と数学2科目の3コマだけです。また妙に楽に
なっちまったな。

昨日挙動不審だった受験生への対応として、今日また何か不審行動があった
場合には今年から導入された警告書を用いることにしました。
勝手に判断して実行して後で問題になっても困るので、ちゃんと事前に事務
方の入試課長に相談して話を通しておきました。
そしたら入試担当副学長まで話に入ってきて、「厳しくビシッとやっちゃって
ください」とのこと。よし、これでお墨付きはもらったぞ♪

ところがこの問題の受験生は、昨日の文系科目しか受験しないのか、今日は
現れず。意気込んでいただけにちょっと空回りでした。
入試担当副学長が廊下から様子を覗いていたのですが、俺が「今日来てない
です」と言ったら寂しそうに戻っていきました。(笑)
新しい制度の利用例になる可能性があったので、興味があったんでしょうな。

まぁそんなこんなで今日は無事に終わったのでした。最後の試験終了直前に
なって急に出血した受験生がいてビックリしましたが。
鼻血ではなく、指からの出血でした。爪でもはがしたか、ササクレでも悪化
したかでしょうか。解答用紙を汚損しなくて良かった。

ああ、あと数学でまた「数学Ⅰ」と「数学Ⅰ・数学A」を間違えて回答する
受験生が2人いました。毎年必ずいるなこれ。何で問題にならないんだろう。
間違えるのは受験生の責任なんだけど、紛らわしいのも間違いないわけだし。
というわけで、今年も主任から全体に注意してもらって助けてやりました。
いいことしたなぁ。(笑)

試験中は例によって暇なので、いろいろ受験生を観察。今年の会場では70人
の受験生を相手にしましたが、うち12人は時計にG-Shockを使っていました。
やっぱ信頼性高いからこういう時はいいよなG-Shock。さすがに耐水、耐衝撃
性は意味ないけど。
その内1人はBaby-Gで、別の2人は俺が持っているのと同じモデルでした。
これはタフソーラーで電波時計のモデルとしてはリーズナブルなエントリー
モデルですから、高校生にもお買い求め安いかも知れません。

また、今年も少し試験問題に挑戦。現代文は論説文は満点でしたが、物語文
で最後ちょっと間違えました。漢文は満点。
数学は、数I・Aの場合の数で満点。数Ⅱ・Bの統計では相関係数の計算を
間違えてしまいました。高校数学での相関係数の公式ってどんなんだ。(笑)
分散もいわゆる不偏分散じゃないし、逆に難しいです。
プログラミングはケアレスミス1箇所のみで後はできました。今年はだいぶ
適当にやったけど結構出来たな。
いつもだと数学の後の科目でゆっくりやるんですが、今回は数学が最後の
科目だったもので、あまり時間がなくて難儀しました。